小説 【入れ替わり・恋人同士】⑫
-目次- ・34.彼女の体でエッチな誘惑 ・35.潮吹きと射精 ・36.異性の体で性行為 34.彼女の体でエッチな誘惑 澪(精神は陽真)も陽真(精神は澪)もスーツを着たままだったので、お互いにスーツを脱いで、二人ともリビングの椅子に雑にかけた。 そのまま、下着姿の二人は寝室に向う。 澪(精神は陽真)はブラジャーとパンティのみ、陽真(精神は澪)はボクサーパンツのみ。 しかし、陽真(精神は澪)は上半身裸が恥ずかしいため、胸元を隠している。 寝室のドアを閉めると、空気が一変した。澪(精神は陽真)は、自分のふくよかな胸のあたりを見つめながら、興奮気味にねっとりとした視線を向けてぽつりとつぶやいた。 「改めて思うけど“おっぱい”って……なんだか重くて良いよな♡」 そう言いながら、ぎこちなくブラジャーのストラップに指をかけ、ゆっくり外し始める。脱いだ下着がふわりと落ちて、柔らかな胸がふわふわ揺れるのを見て、ちょっと得意げに自分の胸をねっとりと揉みはじめた。 「ふおぉ♡何回揉んでも飽きないな♡しかも、乳首の先っぽの方、なんかやたらと敏感だし♡……乳首の先に小さいちんぽが2個付いてるみたいな…♡」 その様子を見ていた陽真(精神は澪)は、顔を真っ赤にして目を逸らした。 「や、やめてよ……本人の目の前で…私の体でそんなことしないで、もう……! そんな事…私の口で言われるのも恥ずかしいんだけど…」 陽真(精神は澪)はわりと真剣に抗議するが、澪(精神は陽真)はどこか楽しそうだ。 「いや、でも本当に……気持ち良いわ〜ん♡これ、なかなかクセに・な・る・か・も♡」 陽真(精神は澪)は恥ずかしさのあまり「もう、何言ってるのよ!」と突っ込みながら、少し苛立ちを感じ始めていた。 「お姉さんのおっぱいを見て、緊張してるの……?♡」澪(精神は陽真)が優しく囁くと、陽真(精神は澪)の陰茎は少しピクリとした。 二人の間に流れる変な緊張感が少しずつほぐれていった。 ベッドの上でごろんと寝転がった澪(精神は陽真)は、どこかいたずらっ子のような笑みを浮かべていた。テンションは完全に“女子の身体”探検モード。 「陽真くぅ〜ん♡、これ見てくれる?♡」 「…陽真はあんたでしょ!?私は澪です!!」 一抹の不安を胸にしながら、陽真(中身が澪)はそろそろと振り返る。 「ほりゃ…♡」 「嫌ぁあぁっ!?!?!?」 陽真(精神は澪)はの太い男の声で叫んだ。 勢いよく宣言されたその言葉に、陽真(精神は澪)はのけぞった。 「いやいやいや!! ちょっと待って! パンツまで脱がないでよっ!?!」 「澪ね、おまんこが蒸れてきちゃったの♡陽真くんに特別に、澪のお・ま・ん・こ見せてあげるわね〜ん♡」 「やだやだやだ、せめて部屋のあかり暗くしてっ!!」 澪のパンティが足から外れた瞬間、もっさりとした女性のリアルな陰毛が解き放たれた。 「いやん♡男の人に、澪のまんげ見られてる……♡」 澪(精神は陽真)は自分の陰毛に興奮しながら、両手で雑に触り、あたりに少しのアンモニア臭が漂よう。 「……トイレの後、おしっこ雑に拭いたから、少し臭いわね…♡」 「本当に怒るよっ!!??」 陽真(精神は澪)は顔を真っ赤にしながらベッドの端に後ずさりする。 「やめてよ! 私の体なんだからね!?」 「もう…焦って話すから、唾飛んできてるわよ…その話し方、童貞くんみたいよ…♡」 そう言いながら、澪(精神は陽真)は陽真(精神は澪)ににじり寄り、ドサっとベッドの上に乗っかるようにして、陽真(精神は澪)にもにゅっっと胸を押し付けた。 「いやぁ!?!?!?」 「ねぇこれ、気持ち良い?♡ 男子ってこう言うのが好きなんでしょ?♡」 「やめろバカぁぁぁあ!! 私は女ですっ!!」 「うふっ♡、でも、女の武器って、すごいわね♡」 ベッドの上で話し合う二人の間に、なんとも言えない熱と笑いと、そして少しアダルティな空気が混ざっていた。 ベッドの上で向かい合ったふたり。澪(精神は陽真)はニヤついていた。向かいに座る陽真(精神は澪)は少し緊張していた。 「……ねぇ、陽真」 「ん?♡」 「その……私の体で、気持ちよくなってみたいって、思ったり……してる?」 澪(精神は陽真)は、一瞬キョトンとしてから、目を輝かせた。 「……当たり前だろ?気持ちよくなってみたいと思ってるよ♡」 「そうだよね…。入れ替わってからもずっと目線がやたら私の体の胸とか、お尻とか……見てるし…それに、陽真エッチだもんね…」 「うふ♡だって、澪の体って敏感で気持ちいいんだよ…♡女の体って……繊細っていうか、ちょっとしたことでゾワッとするんだよ♡首とか、耳のうしろとか乳首とかクリトリスとか…♡……」 「さっ!?最低っ!!全身いじくり回してるじゃない!!」 頬を赤らめながらも、陽真(精神は澪)は怒った。 澪(精神は陽真)は、そっと陽真(精神は澪)の少し太い男性の指を取って、自分の女性のみずみずしい唇に持っていった。 くすぐったいのか、それとも別の感情なのか―― 陽真(精神は澪)は眉を少しひそめながらも、逃げなかった。 「澪は……逆に、男の体の快感とか…どう? 気になる?♡」 「……はぁ!?そ、そんなこと知らないっ!!」 「うふっ♡ほんとは気になるくせに…もう、エッチなんだから♡ちんぽビキビキに勃起してるわよ…♡」 「やだっ!?こ、これはあんたの体が勝手に!!」 「もう…♡その反応…童貞みたいよ…♡」 陽真の手――いや、澪の体の手が、陽真(精神は澪)の体の頬を撫でる。 それに合わせて、陽真(精神は澪)の肩がわずかに震えた。 「……うぅ、なんか変な気持ち。自分の体なのに、触られてドキッとする…」 「こんなに美人なお姉さんに撫でられたら、興奮するでしょ〜ん♡」 澪(精神は陽真)は挑発するように女口調で話した。 澪(精神は陽真)は、顔を近づけ陽真(精神は澪)とキスをした。 「うぅん!?」 急にキスをされた陽真(精神は澪)は驚き、少しのけぞった。 しかし、澪(精神は陽真)は逃がさないようにぐいっと前に顔を突き出した…。 澪(精神は陽真)は舌を絡ませて、唾液をねじ込むように陽真(精神は澪)の口に唾を入れ込んだ…。 それでもくちづけは、柔らかかった。 けれど、重なっているのは澪と“陽真の顔”。 にもかかわらず―― お互いに宿っている“お互い”の熱が、体の奥まで伝わってくる。 「……アタシの唾…美味しい?♡」 「はぁ、はぁ…や、やめてよ…!?」 「澪が、こういうときどんな表情してたか。 どうして唇を離したあと、いつも目を伏せてたのか、わかった気がする…♡」 澪(精神は陽真)の綺麗な手が、陽真(精神は澪)の毛深い太ももを撫でた。 陽真(精神は澪)は息を呑んだ――それは、“男の体”としての反応だった。 「ちょ!?太もも触らないで!!」 「……男の人の太ももってゴツゴツしてるわね…♡」 「はぁ!?元々あんたの体でしょ!?……」 言葉を交わしながら、互いは徐々に迷いを捨てていく。 「じゃあ……アタシのおっぱいちゃん触って♡」 「……うぅ…。お互いの体でエッチなことするの絶対に今日だけだからね…」 「はいはい、わかってるって♡早くくにくにして〜ん♡アタシの乳首が疼いてるの〜ん♡」 「だっ、だから、私の声で変なこと言わないでよっ!!」 ――その夜、ふたりは互いの“中身”と“体”の境界線を、越えることになる。 35.潮吹きと射精 ベッドに横たわった澪の体――そこに入っているのは陽真だった。 繊細で小さな体、温かくなった頬、そして胸の上にある可愛らしいピンク色の乳首。 「じゃ、じゃあ初めはちょっとだけ手のひらで触るわよ…」 隣にいるのは、陽真の体――男の姿をした澪。 彼女は少し照れた顔で、目をそらした。 「……気持ちよくして〜ん♡」 「最低…」 陽真(精神は澪)は、ごくりと喉を鳴らす。 緊張と屈辱感がないまぜになったような、落ち着かない気持ち。 (この体で…女の快感をやっと味わえる…♡) 陽真(精神は澪)は少し前まで自分のものだった胸にそっと手を這わせる。 柔らかくて、敏感で、思っていたよりもずっと**“意識が集中してしまう”場所**だった。 指先の動きに合わせて、澪(精神は陽真)の体がふわっと浮き上がるような感覚が走る。 「いやんっ!!♡……」 声が漏れる。自分の口から出たものなのに、澪の声で。 しかも、どこか甘さを帯びた、微かな吐息。 「……え、こんなふうに……感じるの……♡気持ち良すぎんだろ!?♡」 小さな快感が胸の奥からじわじわと広がっていく。 呼吸が荒くなっていくのが分かる。 心拍が速くなると同時に、腰のあたりが―― (あ、やば……そこ、ダメかも♡) 気持ちよさとともに、澪(精神は陽真)はシーツを強く握りしめた。 澪の体が、想像以上に“敏感で気持ちが良い”ことに、驚きと優越感を隠せなかった。 「だ、大丈夫?陽真……?」 隣から、自分の声が聞こえる。 澪――自分の姿をした彼女が、少し躊躇いながら自分の指で乳首を触るのを止めた。 「そのまま、続けて♡澪の体が気持ち良すぎて声出ちゃった♡」 それは奇妙な感覚だった。 今のふたりにしかできない特別な行為。 そう思った瞬間、陽真(精神は澪)は静かに頷いた。 胸元からお腹、そしてさらに下の女の子の大事な秘部。男性の手なのだが女性のような丁寧な仕草で目の前の澪(精神は陽真)の体を攻めていく。 澪(精神は陽真)は何度か震えるような反応を繰り返しながら、波のように押し寄せる快感に徐々に包まれていく。 「はぁっ、ん……っ……♡」 女性の艶やかな媚声が響き渡る。 体の奥のどこかに、火が灯ったような、そんな錯覚。 (これが……澪の体の……快感…♡) 感情が、感覚が、一点に集中していく。 自分では止められないほどの昂ぶり。 最後の瞬間――何かが崩れるように、視界がわずかに滲んだ。 「――んあっ♡……!!」 陽真(精神は澪)の男の指が秘部を何度かなぞったあと、澪(精神は陽真)は絶頂に達して、潮を吹いてしまった…。澪(精神は陽真)のお股はとろとろに湿っていた。 そのまま、しばらく言葉が出なかった。 ただ、温もりと、鼓動と、余韻だけが残っていた。 * 澪(精神は陽真)が息を整えている間に、陽真(精神は澪)が、そっと腰を上げる。 澪(精神は陽真)の視線を感じてか、照れたように言った。 「じゃあ……今度は、私もしてほしい…」 「もうちょっとだけ待って…この余韻に浸りたい…♡女の子って気持ちよくてずるいな♡」 陽真(精神は澪)は少し前まで自分のものだった体に向かって羨ましそうな視線を向ける。 「……陽真が、私の体であんなに気持ちよさそうな顔してたら、我慢できなくなってきたんだけど…」 少し落ち着き、今度は澪(精神は陽真)が、陽真(精神は澪)の男らしい胸板にそっと触れた。 「触る」のと「触れられる」の違いを確かめるように、手を滑らせていく。 そして、そのまま―― 「……うわ……やだっ…男の体って乳首感じるの?」 「気持ちいいでしょ〜ん♡」 男の体で感じる快感は、女の体のそれとは違っていた。 もっと直接的で、突き上げるように速くて、止まらない。 なんと、澪(精神は陽真)は、陽真(精神は澪)のボクサーパンツを雑に下にずらして陰茎を綺麗な指で包み込み、亀頭を少しずつめくり、我慢汁をローションがわりにして亀頭を上下に触った。 陽真(精神は澪)の肩が上下に揺れる。 自分の体なのに、それを他人の感覚で観察している不思議さ、しかもその、目の前の男を女として誘惑する倒錯感。 そして――澪(精神は陽真)は、優越感に浸りながら言った。 「男の子の体でびゅっと射精させてあげるわね〜ん♡」 「だっ、だから…私の声でそんなエッチなセリフ言わなでよ…うっ!」 声が震え、息が詰まり、腰がわずかに跳ねた。 一瞬、何かが爆ぜるように全身が強ばって、そして―― 「……やっ、嫌っ!?……」 ビュル!! 勢いよく、精子が飛び散った。 「きゃっ♡もう…出しすぎよ…♡しかも早漏だし…♡アタシの顔にかかっちゃったじゃない♡」 陽真(精神は澪)の精子は、澪(精神は陽真)の顔にかかってしまった。 数秒の静寂のあと、陽真(精神は澪)はぐったりと倒れこんだ。 天井を見上げて、呼吸だけを繰り返す。 そして――言った。 「……うぅ…男の人の体って……気持ちいいけど、少し疲れるね…」 「澪、男の俺よりすごい射精してたよ…♡澪って、俺より男の体の才能あるんじゃな〜い♡?」 「はぁ…はぁ…何言ってるのよ…」 ふたりは少し顔を見合わせて笑い合った。 それが、ただの好奇心だったのか。 愛しさの延長だったのか。 その答えはまだ、分からない。 36.異性の体で性行為 けれど――今だけは、心も体も、ふたりでひとつだった。その後二人はお互いの体で性行為を行おうとしていた。 ベッドの上で、ふたりの呼吸が静かに絡んでいた。 体と体が触れ合い、呼吸をするたび、相手の肌に飲み込まれそうになる。 「……ほんとに、挿れるわよ?」 陽真(精神は澪)は緊張した声でささやく。 澪(精神は陽真)は、小さくにやけてうなずいた。 「うん♡早く、澪君のビキビキ勃起ちんぽ挿れて♡」 その一言で、陽真(精神は澪)の全身がわずかに震える。 それは恐れではなく、期待とも、欲望ともつかない、未知の感覚に触れる直前のざわめきだった。 陽真(精神は澪)の指先が澪(精神は陽真)の腰に触れ、ゆっくりと力が込められる。 ふたりの距離が、さらに近づいて―― やがて、時間が一瞬止まったような沈黙。 ぬぶぷっ♡ 「――っ……!♡」 陽真(精神は澪)の目が大きく見開かれる。 澪(精神は陽真)の体が、目に見えない熱を取り込んだように内側からふるえる。 息が引き込まれ、喉の奥で言葉にならない吐息が弾けた。 (これが……挿れるって感覚♡……) 感覚が、想像していた以上に“直接的”で。 熱くて、柔らかくて、でもどこまでも包まれていくような浸透感。 陽真(精神は澪)の意識は一気にその中心に引き込まれていった。 「はっ、あ……だめ、これ、思った以上に……っ!」 自分の体なのに、思うようにコントロールできない。 気持ちよさの波が早すぎて、胸の奥からあふれてしまいそうだった。 陽真(精神は澪)の肉棒は澪(精神は陽真)の膣内で限界ぎりぎりの受容を始めていて、 そこに生まれる快感は、ただの“触れ合い”では説明できなかった。 一方で―― 澪(精神は陽真)は、静かに腰を押し進めながら、内側で何かが跳ねたような感覚に息を呑んでいた。 (これが……挿れられるって感覚……♡) 圧倒的な一体感。 自分の動きが、そのまま相手の表情に影響することの不思議。 ただ差し込むのではなく、深く沈み込むような感覚。 同時に、心まで溶けていくような、温かさ。 澪(精神は陽真)の唇が開き、涙のような吐息がもれる。 「澪……もう、だめかも♡……」 「……うん、分かる……でも、もうちょっとだけ……一緒に♡」 腰が重なり、呼吸が交わり、名前の呼び方すら曖昧になって―― その瞬間、ふたりは確かに「交わった」。 そこにあったのは、肉体の記憶ではなく、 魂と魂が、体の奥底でお互いを知ろうとする行為だった。 最後の瞬間、陽真(精神は澪)は少し前まで自分のものだった胸に顔をうずめながら、小さく震えた。 「……っ、は……あああ……!♡」 痙攣のような感覚が全身を走り抜ける。 何かが弾け、抜けて、包まれた。 それは“自分が終わる”のではなく、ふたりが始まるような感覚だった。 陽真(精神は澪)はコンドームも着けずに澪(精神は陽真)の膣内に大量に中出ししてしまった。 * しばらくして、陽真(精神は澪)がぽつりとつぶやいた。 「陽真……ごめん、ちょっとだけ……男の気持ち、分かったかも」 「……俺も。澪の体って、こんなに……すごいんだなって♡ 中出しされちゃったし…赤ちゃんできたら、責任とってよね…♡」 「うぅ…外に出すつもりだったのに…」 ふたりはシーツの中で向かい合ったまま、ただ体温を感じ合っていた。 入れ替わっても、変わらなかったのは―― 相手を好きでいる気持ちだった。 -続く-
