地下展示室05_手つかずのキャンバス

 こちらの作品は来館者様自身が手を加えることのできる、参加型のアートとなっています。


 来館者様はこの作品に対して「何をしても」許されます。触ったり犯したりはもちろん、鞭打ちやろうそくなど様々な器具を用いた調教や拷問も行うことができます。   

 とはいえあくまで後世に残すべき芸術作品ですので、作品を取り返しのつかないほど破損させるような行為、いわゆる出血を伴うものや作品が絶命する可能性のあることはお控えください。

 しかし、それ以外なら何をしても構いません。穢れを知らない、誰の手も加えられていないキャンバスに自由に描いて良いと言われたとき、人はどんなものを描くのか。それこそがこの作品のアートとしての真意となっています。



 作品の私物の下には様々な調教グッズが備え付けられていますが、全て痛みや苦痛を伴うものになっています。これは作品に与えられるべき感覚が、快楽ではなく苦痛であることを意味しています。

 気絶するまで鞭を撃たれ、その傷口に塩を塗り込まれる。体中から汗が吹き出て蒸気が昇るほどに電流を流される。全身の肌を覆い隠すほど蝋を垂らされる。そんな拷問とも言えるような仕打ちを作品は毎日受け続けているのです。

 顔をすり鉢状のマスクで覆っての水責めや、触れると激しくかぶれるイラクサの葉など、備え付けのもの以外にも様々な道具をご用意していますので、ぜひ係員にお申し付けください。



 もちろん、ここまでの仕打ちを受けるのには相応の理由があります。この作品は少女展示館の作品を、悪意を持って破壊しようとしたのです。作品の展示・維持にすべてを捧げる展示館にとって、このような行為は到底許されません。その重すぎる罪の代償として、作品は人間としての尊厳を奪われ、永遠に終わらない痛みと苦痛を味わい続けることになりましました。


 

 作品が人間だった頃はジャーナリストをしていたそうです。非常に仕事ができる能力のある人物だったようですが、少々偏った考えから社内では扱いに困っていたようです。というのも自身の胸が大きいせいで男性の視線を集めることが多かったようで、そのことから男性のことを非常に軽蔑していたようです。

 そんな彼女が少女展示館を訪れた理由は、少なくとも観光目的ではないでしょう。元からマークされていたこともあって、破壊行為は未然に防がれてあっけなく捕まることとなりました。


名刺






まとめ

手つかずのキャンバス


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次回更新

「手つかずのキャンバス」のストーリー付きの差分イラストを投稿予定です。ムチや電気、ろうそく、水責め、かぶれ責めなどいつもより過激になりそうなので苦手な方はご注意ください。投稿は次週の土曜日22時ごろを予定しています。










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