看病されるみなもとさん
パチパチと焚き火の爆ぜる音 小屋の中は熱気とお互いの体臭と媚薬の臭いでむせ駆るほど 暑くなっていて肌をかさねたふたり汗が絡み合う くちゅくちゅと男の口の中で咀嚼された薬草が 彼女に口移しで唾液と共に流し込まれる だがそれを嫌悪することもなく嬉しそうな表情で 喉を鳴らす彼女の身体には無数の刺青が彫られていた それは部族の一員の証であったりこの男の妻となった証であったり 意味はそれぞれ様々であったがもう日本での生活に 戻れない印でもあった 肥大化したクリトリスは毎日丹念に媚薬草を塗りこまれ 溢れる愛液を促していく ぴゅっぴゅと何度もアクメする身体 排卵をし受胎する準備をする子宮 もう痛みなどほぼ無くなった足だったが 彼の求めに応じて股をひらいた彼女の心は 二つ下でありながら勇敢で逞しい戦士である彼を愛していて 自ら肌を重ねては夜の営みをするのだった





