泡まみれの戦姫
日に何度も抱かれてはこうして共に湯につかる 身体も心も癒され満たされていく 交わす口付けもどこかフワフワとした心地よさに包まれ 本当に夫婦になったような気がするくらいだった 夫を名乗るこの魔物の王であるブギー 陵辱することも可能なこの境遇でも 私に愛を注ぎ尽くしてくれる彼にドンドン惹かれてしまう 私だけの為に作ったこの贅沢な大浴場 風呂など入らぬ魔物には無用のこの場所に 罪悪感と同じだけ嬉しさも感じてしまう 熱の篭っていく視線に気づいた魔物の王は 見透かしたかのように愛を囁いてくる ジュンと子宮から溢れる愛液 昂ぶる心音 私は初めて自ら唇を重ね 抱かれたいことを伝えるように 身体を寄せ甘えた声で王である彼の名前を …ブギー様 と敬称をつけて呼んでいた


