白の岬の淫魚

白の岬で愛する彼を待ち続けていた人魚のロミアだったが その噂をききつけたマーマン族のオスに襲われ種付けられてしまう 生涯で一度しか婚姻しない人魚族は初めての相手と添い遂げる その性質はたとえ想い人が居たロミアにも例外はなく 交尾してしまった瞬間から肉体はどんどんマーマン族のオスを求めだし、長寿ゆえの繁殖率の低さを性欲で補おうとする そして心も一気に染められていき、種付けが終わった頃には 完全にマーマン族のオスに惹かれてしまうようになっていた 受胎した腹にはマーマン族の仔を孕んだ証が浮かびあがり 夫以外に晒すことのない鱗裏の膣をクチュクチュと濡らる もう百を超える回数子宮に射精された膣は 常に発情しており、夫との子作りを求めては受胎する もう彼女の中に想い人だった漁師の姿は どこにもなくなっていた