続・メス堕ちプロトコル分解 ‐男体の商品価値の観点から‐

 お世話になっております。とえるです。先日の予告通り、前回投稿したイラストに関連してテキストをご用意しました。大変お待たせしてしまい申し訳ないです……それではご興味のある方はどうぞ!

 (※この記事は先日投稿したイラストのみの記事をテキスト付きで再投稿したものになります。)

(※This article will be a repost of a recently posted illustration only article with text.)


0629まとめ

 さて、前回の記事では、『素股という行為は何らかの権力非対称性に於いてより効率的にオスとしての矜持を折る通過儀礼である』という話をしました。要約するとマジで何言ってんのか全然わかりないですが、今回に関してはもう少しわかりやすいかと思います。

 さて、今回のイラストはその続きから始まり、男同士の行為への関心を避けられなくなったカナタが、よせばいいのに自分でケツを弄る、という内容です。



 (ファイルより一部抜粋。いきなりケツイキしているのはホビアニ主人公あるあるなので全く問題ないです。ホビアニ主人公はケツイキできると法律で決まっています)

 さて、ここで気になるのは「前回の出来事はカナタにとって屈辱的な出来事なはずなのに、なぜこのような行為に及んだのか」という点ですね。「作者の趣味だろ」と言えばそこで終わりですがもう少し踏みこんで考えます。ここで重要な意味を持つのが「男体の商品価値」なわけです。

 男体の商品価値とは何ぞや?となる方に一つ質問です。

『一般に女性と男性、どちらの身体の方が商品価値があると思いますか?』

 この質問、多くの人が女性と答えるのではないでしょうか。改めて説明することでもないかとは思いますが、男体は女体に比べて商品価値が低いです。特に同人ベース(コスプレなど)だと顕著ですが、他者に必要とされ、消費される肉体の属性としては、男体は圧倒的に女体に劣後しています。これはまぁ男女の異性に対する欲望の消化方法の違いとか色々な要因が絡んでいるわけですが、あんま深掘りすると色んなところから怒られるから次いくぞ!

 多くの男性は、言葉にはしなくとも肌感覚でこの『肉体の価値の格差』を理解しながら日々を送っているわけですね。ましてやカナタは攻め審査書類選考落ちの芋ガキフェイスですので、こんな大仰な解釈をしなくとも「クラスのイケメンのアイツはモテるけどオレはモテないな」くらいの感覚で理解しています。

 さて、そうした「顧みられない自分」に慣れたオスが、自分に性的な関心を向けられた場合どうなるのか、というのが今回の記事の核心です。たいていの場合、オスという生き物は自分に向けられた行為に弱く、相手が意識しているということを意識してしまうものです。つまり「アイツってお前のことが好きらしいぜ」と言われた男児がその子のことが気になってしまうというラブコメ展開にBLのエロ要素をぶち込むとこうなるよ、というのが今回のイラストの趣旨なわけです。

 同姓から向けられる好意というのは、ノンケ少年であれば普通は困惑するところでしょうが、カナタは前回の出来事によってオスとして敗北している状態です。自分より優れたオスに対する嫉妬心や敗北感は、時としてその相手への執着や憧憬として機能します。あまりに強烈な性体験を経た上、そうした複雑な感情が絡み合ったところに、自分の肉体に対して相手が価値を見出していることを認知することで、自らの身体に眠っている価値を”再発見”してしまう――これこそがオナニーのオの字も知らないガキが、いきなり自分で後ろを弄り始めるメカニズムに他なりません。

 まぁいきなりアナニーというはさすがに大げさかもしれませんが、似たような事例は現実にも案外転がっているのではないでしょうか。この世はでっかい宝島とは良く言ったものです。

 さて我らが主人公カナタくんですが、早くも心がメス化しており完堕ち直前といった風情です。まぁ顔の良い男のアプローチに抗える芋ガキなどこの世に存在しないので当然と言えます。ここから二人の関係をどう転ばすのか、僕自身も結構悩んでいる所ではありますが、まぁ長い目で見守っていただければいいかなと思います。

 今回はこれまでになります。更新が遅れてしまって申し訳ないです……次回の更新ですが、skebの方にリクエストが来ましたのでそちらを消化してからとなります。自分としては結構気を張ってコンテンツを生産してはいるんですが、どうしてもリアルとの兼ね合いやら何やらで思うように更新が追い付かず、お待たせしてしまい申し訳ありません。が

んばって今週中には更新するよう努力しますので、どうぞよろしくお願いします!

  





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