サラミのひみつの初夢。
平素は格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
「ね・・・サラミ、お願いだし」
またいつものポトフのリクエスト。
衣装を渡してきて、これを着て絵のモデルになってという。
今日はどんな服なんだか・・・。

「ん・・・悪くはないんだけど、いたって普通のバニー・・・」
またこういう露出の多い服・・・。
しかも、自分で着せておいて不満があるみたい。
「しかたない、リバースオン」
そうポトフが口にした瞬間――

パッ!
「な、なによこれ!?」
「なにって、バニースーツをリバースして逆バニーにしただけだし・・・」
逆バニーって何!? 肝心なところが全然隠れてない・・・!
「サラミ、うさぎさんのポーズでお願い」
「は!? バカ言わないで、全部見えちゃうじゃない!」
「ね、お願い」
「いやよ!」
「お願い」
「いやだってば!!」
「お願い・・・(ウルウル)」
「~~~~~~~~っ!!」

ポトフの勢いに流されてしまい、そろそろと手を上にあげる。
突然さしこんでくる謎の光。
「サラミ様、かわいい・・・ああ、サラミ様、サラミ様・・・!」
いきなり様づけで呼んでくるポトフ。
その声はなぜか普段よりずっと大人っぽい声で・・・
「・・・ミ様、サラミ様! あけましておめでとうございます、もう朝ですよ!」
「――って、夢!?!?」
「あら、初夢ですか。今年はどのような夢を?」
「~~~~~~~っ!!!」
メイドたちの声で目を覚ます。
年明けからろくでもない夢を見てしまった・・・。
あれはただのへんな夢! あんなシチュエーションを望んでるわけじゃ、断じてないんだから!!
それではまたお会いできる日までごきげんよう。
