【有料サイト 限定公開】 オルトリンデはマスターとの愛に溺れ、戦乙女から人間へと幸せに堕ちていく 中編-5

 ——ザザァーーっ、ザザーーンっ



 打ち寄せる小波に合わせて心が休まるような穏やかな音色が定期的に響いており、素肌を優しく撫でられるような心地の良い潮風が吹いている。燦々と輝いていた太陽は現在進行形で水平線の向こう側へと沈みつつあるのだが、それにより白い砂浜や青い海が鮮やかな夕焼け色に染め上げられるように照らされていた。



「——はぁ……っ♡♡ 気持ち良過ぎて頭がおかしくなっちゃいそうでしたぁ♡♡♡」

「うん、海よりもオルトリンデとのエッチに夢中になっちゃったよ」

「〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡」



 岩陰に隠れながらの生ハメセックスに溺れていた”オルトリンデ”と”藤丸 立香”は、抱き合った体勢のまま行為後の余韻と美しい景色を楽しんでいる。


 誰かに見られるかもしれないという緊張感を覚えながら立ちバックや駅弁など様々なドスケベ体位で繋がり、オルトリンデは数え切れない回数の深イキアクメを迎えて、マスターも大量に吐精したのであった。当初の海で泳ぐという目的も忘れて愛し合うことに夢中になりながら性行為を続けた結果、二人はセックスした後特有の心地良い疲労を感じながら心は幸福感によって満たされている。



「んぅ……っ♡♡ 少しだけ肌がヒリヒリしますっ♡♡♡」

「日焼け止めも塗らないでエッチに夢中だったから。日焼けしたオルトリンデも可愛くてエッチだよ」

「————っッ?!!♡♡♡ はっ、恥ずかしいですぅ♡♡」



 お昼頃から夕方になるまで燦々と太陽の光が降り注いでいる野外でエッチに溺れた結果、二人は多少なりとも肌が小麦色に焼けていた。お風呂や布団の上で日焼けした肌と水着に隠れていた白い肌を視姦されることを妄想して、オルトリンデは真っ赤に染まった頬を含めた顔を隠すように両手で覆ってしまう。


 そんな恥ずかしがっている可愛らしいオルトリンデの姿を楽しむマスターであったが、徐々に気温が下がってきていることを肌で感じたのである。完全に日が沈んでしまったら一気に冷え込むことは火を見るよりも明らかであり、風邪や体調不良などを彼はアパートに帰ることを提案するのであった。



「ふふっ、今夜のエッチが楽しみだよ。それより気温が下がってきたね……もうそろそろ家に帰ろうか」

「そっ、そうですね……っ♡♡ 風邪を引いてもいけませんから帰りましょうっ♡♡♡♡」

「その前にちょっとだけ海で遊ぼうか」

「いっ、今からですか!?♡♡ きゃ……っ♡♡♡」



 悪戯っぽい笑みを浮かべたマスターに手を引かれる形でオルトリンデは海まで連れて行かれることとなり、二人は夕陽が沈んでしまうまでの短い間であったが本来の目的であった健全な海水浴を楽しんだのである。


 海水でビチャビチャに濡れてしまったマスターとオルトリンデは、シャワーを浴びて私服に着替えるためにも海の家に併設されたロッカールームに向かう。その道中でさえ二人は呼吸をする位の自然さで腕を組んで歩いており、更に愛が深まったことを感じながら拠点であり愛の巣と化しているアパートに帰宅するのであった。








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 あれからアパートに帰宅した後もオルトリンデとマスターは、岩陰での続きをするようにイチャラブセックスに溺れたのであった。そして、彼女は旅行の疲れもあったのか深過ぎる絶頂を迎えたと瞬間に意識が飛び、彼の優しさによってそのまま寝かされて朝方になるまでぐっすりと眠っていたのである。



「んぅ……っ♡♡ いっ、意識が飛んでいたみたいですぅ♡♡♡」



 まるで抱き枕にされているかのようにマスターの両腕で抱き締められている状態となっており、その温かさと愛する人が傍に居ると理解しただけでオルトリンデは幸せを感じてしまう。



「……また神性が抜け落ちています」



 隠し切れない寂しさが滲んでいる声色でボソッと呟いたオルトリンデは、快楽に蕩け切っていないからこそ自分の状態を鮮明に把握することが出来たのである。そして、神性Aという神にも等しかった神性が見る影も無い位に低下しており、頭に生えた一対の黒羽も抜け落ちる寸前であるのだと本能で理解していた。


 それは戦乙女(ワルキューレ)の恋をしたり強い感情を抱くと神性が徐々に落ちていき、最終的には人間になってしまうという特性が如実に現れた結果に他ならない。亜種聖杯戦争でマスターと出会い恋をして相思相愛となり、沢山愛し合ったことで最後に”切っ掛け”さえあれば完全な人間へと落ちる状態となったのである。



「もう誇り高きワルキューレでは無くなってしまうと思うと寂しいです♡♡♡ でも、これがマスターのものになっていくということなのですね♡♡♡♡」



 ワルキューレで無くなってしまうという喪失感を感じているのだが、それと同じ位にマスターのものになってしまったのだという悦びも覚えていた。相反する二つの感情を覚えながらもオルトリンデの中で答えは既に決まっており、このまま彼に愛されながら人間になることを亜種聖杯戦争の最中には決めていたのである。



「どうせなら特別な形でワルキューレを終わりたいです♡♡♡」



 特異点が消滅するまで後数日という時間も少ない状況となっているため、オルトリンデは特別な形でマスターに自分の全てを捧げたいと考えるのであった。そして、頬を染めながらも何か良い案はないかと思考を巡らせる彼女は、聖杯で受肉したことによって自分が孕める状態であることに気付いたのである。



「ぁっ♡♡ それなら本当の子作りでマスターの赤ちゃんを授かりたいです……っ♡♡♡」



 オルトリンデはワルキューレから訣別しながらマスターに自分の全てを捧げる方法を思い付き、本当の意味で彼のものとなって愛の結晶である赤ちゃんを授かることを想像するだけで口角が上がってしまうのであった。



「ふふふ……っ♡♡♡ マスターが悦んでくれたら嬉しいですっ♡♡♡♡」 



 それからオルトリンデはこっそりと”準備”を進めながら、愛するマスターとのドロドロに蕩けるような愛欲に塗れた日々を過ごしたのである。そして、明日にも特異点が消滅するため二人がカルデアへと帰還する日が決まった頃、”周期”や”衣装”などの準備が完全に整った彼女は彼に声を掛けたのである。



「まっ、マスターっ♡♡♡ 今夜は私に時間を頂けませんか?♡♡♡♡」








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 オルトリンデからのお願いを優しいマスターが無下にしたりする訳も無く、それ以外はいつも通りにイチャイチャしながら夜になるまで過ごすのであった。食事なども済ませてすっかり習慣と化した一緒に入るお風呂の時間となったが、彼女から今日だけはお先にと言われたため彼は少し物足りない入浴を済ませたのである。


 そして、いつも二人が愛し合っている舞台の一つであるベッドに腰掛けたままマスターが待っていたら、控え目に扉をコンコンと叩く音と共に緊張により声色が上擦っているオルトリンデの声が響いた。



「まっ、マスターっ♡♡♡ 準備が出来たので入りますね……っ♡♡」



 ゆっくりと扉が開かれるのに合わせてオルトリンデはおずおずと姿を現したのだが、普段の寝る時の格好とは大きく異なっており、沢山の漆黒レースで装飾されながら可愛らしくスケスケなシースルーによって妖艶な”ベビードール”と”ショーツ”だけを身に付けている。恥ずかしそうにしながらもマスターに褒めて貰いたいという思いのある彼女は、控え目に両手を広げながら彼のために用意した衣装であることを口にした。



「どっ、どうでしょうか……っ♡♡♡♡ マスターに喜んで欲しくてこっそり用意しちゃいました♡♡♡」

「……本当に綺麗で可愛くてエッチだよ」

「〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡♡♡」



 突然のサプライズに驚きながらもオルトリンデに見惚れているマスターは、まるで呟くように彼女が魅力的であることを伝えたのである。そして、オルトリンデのサプライズはドスケベな衣装だけで終わりでは無く、もっと彼のことを興奮させようとする”事実”を告白するのであった。



「実はマスターへのサプライズはこの衣装だけじゃありません♡♡♡」

「そうなの?」

「はい……っ♡♡ 後は切っ掛けさえあれば私は戦乙女(ワルキューレ)から人間になりますっ♡♡♡ そこで私はマスターとの赤ちゃんを孕むことをきっかけにしたいと思いましたっ♡♡♡♡ だから周期的にも”バッチリ”な今日を選んだのですっ♡♡♡」



 オルトリンデはベビードールの裾を両手で摘みながらゆっくりと持ち上げ、既に濡れ始めているショーツや下腹部をマスターに見せ付けながらおねだりをする。



「もう二度と戦えなくなってしまう私でもよろしければ、マスターの濃い種をタップリと注ぎ込んで孕ませて欲しいですっ♡♡♡♡」

「こんなの答えは決まってるよ。絶対に孕ませてオルトリンデを人間の女の子にするっ!」

「————っっッ゛♡♡♡♡ はいっ♡♡ マスターのものにして下さいっ♡♡♡ あっ♡♡」



 余りにも上手に雄の生殖本能を刺激し過ぎてしまったオルトリンデは、立ち上がったマスターによって手を引かれるような形でベッドに押し倒されてしまう。強引なのだがすっかりマゾメスになっている彼女はそれに悦んでしまっており、赤色の瞳はトロトロに蕩けながらハートマークが浮かんでいた。



「愛してるよ、オルトリンデ」

「私もマスターを愛しています」



 ——ちゅぅっ♡♡♡



 お互いに愛していることを伝え合ったマスターとオルトリンデは、誓いの口付けをするように優しく唇を合わせ小さな水音を響かせる。

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