【イラスト講座02】背景時短2 3Dから背景にする方法(簡単編)
前回から引き続き背景時短についての講座になります。
2、3Dから背景にする方法(簡単編)
クリスタでイラストを製作している場合、3Dを扱えるのでよく背景時短用に3Dを使用しています。
イラストに使用する際、クオリティをある程度必要とする場合は、3D素材をそのまま使用すると浮いてしまうのである程度着色・加工が必要になります。
ただ、ある程度背景を描き慣れてないと細かな加筆修正は難しいと思うので今回は簡単な方法を説明します。
1、素材から3Dを読み込み、キャラに合うように配置します。(今回はわかりやすく背景のみ)
選ぶ3Dはテクスチャが貼ってあるものを選びます。(テクスチャのないものだと大幅な加筆・着色が必要になるため。)

2、オブジェクトのツールプロパティから影部分をいじります。
光源の影響を受けるのチェックを外します。
影の部分については、今回のような机から落ちる影などあったほうがよければ表示にします。
なくても影を追加することは可能なので好きなほうで。


こんな感じになります。
3、3D背景のレイヤーの上に新規でレイヤ―を作り黒で塗りつぶします。
そのレイヤーの合成モードを彩度にし不透明度を40%くらいにします。

少し彩度が低くなり、落ち着いた色味になります。
4、このままだとぼんやりとした印象なので明るいところは明るく、明暗の差をつけます。
まずは、一番上に新規レイヤーを作り、合成モードをオーバーレイで。
今回は昼で少し薄暗い部屋という感じにしたいのでブルー系のグレーで暗くしたいところを暗くします。


主に机、右の本棚、左のPCデスクあたりにエアブラシで加筆。
7、一番上に新規レイヤーを作成しレイヤー合成モードを乗算にします。より暗くしたいところをブルー系のグレーで加筆します。

主にPCデスク下や本棚の下部あたりにエアブラシで塗りました。
8、一番上に新規レイヤーを作成しレイヤー合成モードをスクリーンにします。
明るくしたいところをスクリーンで水色で加筆します。


椅子の背もたれの上部や本棚のガラス部分にうっすら色をのせています。
9、明暗微調整。少し薄暗さが足りないかなと思ったので、一番上に新規に作った乗算レイヤーにエアブラシで加筆。影色は基本的にグレー系ブルーです。

10、環境光を追加します。
一番上に新規レイヤーを作成しレイヤー合成モードをスクリーンにします。
昼なので水色で加筆。エアブラシでばーっと窓部分に塗ります。

これで基本的には完成です。
最終的レイヤー構成はこちら

遠景でぼかしてもよい場合は画像を統合してぼかすとイラストっぽさは出ると思います。

彩度を落として色味を調整すること、明暗をはっきりさせることをすると細かい加筆をしなくてもある程度はイラストっぽくなると思います。
ただ、このやり方はテクスチャが貼られている3D限定のやり方になります。
次の講座ではこの背景を使って説明したいと思います。

3Dにテクスチャが貼っていなくても特に問題のないやり方です。塗りがある程度わかっている方向けになります。
