小人を靴下に入れて早朝ジョギングをする黒髪女子
「……ぷはぁ」 折り返し地点である、早朝でまだ人の姿のない公園。 そんな公園のベンチで脚を休めながら、彼女は水筒に入れた水を飲む。 今日は張り切って普段のジョギングよりも距離を伸ばしている。理由は単純で、早めに目が覚めてしまったからのようだ。 まだ少し肌寒い時期にも関わらずしっかり汗をかいている。結果として、いい運動になったのだろう。 「すぅー……。はぁ……」 深呼吸をしながら、蒸れてしまった足を靴から引き抜く。 すると、ひやっとした朝の空気が指の間を通り抜けていった。 そのまま、足の指をわきわきとさせて空気を送り込んでやる。 「んぅ~、キモチいーなぁ……」 この運動後のほどよい感覚を、彼女は気に入っているようだった。 タオルで汗をふき、しばらく浸っていると突然「んっ……」と声が出る。 「あは……、目が覚めた?」 頭を下げ、足に向かって声をかける彼女。 汗をかくことがわかっていたので、処理させようといった名目で靴下の中に小人を入れてジョギングを行っていたのだった。 全力疾走というわけでもないが、運動中の靴下の中で振り回されたのである。中の惨状は想像に難くない。 「これから折り返しだから、ガンバってね~」 ここまでで半分。彼ら小人達は朦朧とする意識の中で、更に絶望するのだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー といった感じで、今回は靴下の中に小人達を入れて早朝ジョギングする美緒ちゃんです。 こういう日常的なところでも、汗処理の小人として使われてしまいたいです……。 ・通常ver ・小人が一部潰されてしまっているver ・小人なしver 更に上記3つの靴下の有無でそれぞれ2枚ずつ、計6枚が閲覧できます。 最後にまとめzipも置いておきますので、ご活用ください。






