姫様

また攫われてしまった 寝室に続く部屋の鍵をかけず 見張りの兵を配置させず まるでそこから進入し連れ去ることを誘導するように そして助けが来るまでの間 私は彼の妻として仔を孕まされるのだ ずいぶん昔に大王に刻まれた淫紋が疼く そうあの日から私はもうずっと彼の妻にされ続けていたのだ







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