公園の茂みにて
ここは◯◯公園。このあたりでは一番の大きさの公園で、近所の子供たちの遊び場です。放課後になるとよく、××小学校の生徒たちが、サッカーをしに遊びに来ます。鷹羽(たかのは) カイトくんもそのひとりです。
けれどカイトくんは今日、一人でした。いつも遊んでいる友達の誘いを断って、一人でこの公園に来たのです。植えられた茂みの奥に置いてある、一冊の本を読みに。
この前、飛んでいったボールを拾おうと茂みの中に入った時に見つけたこの本は、カイトくんと同い年くらいの男の子が、いやらしいことをされるマンガでした。カイトくんは最初、きもちわりい、と吐き捨てました。保健体育の授業の内容など全然頭にないカイトくんでしたが、それでも本の内容はなんとなく理解できましたし、それが普通でないことも、十分わかっていたのです。
でも、カイトくんはなぜだか、その本の内容が忘れられませんでした。裸にされ、お尻の中におちんちんを挿れられた男の子たち。彼らの気持ちよさそうな、幸せそうな顔が、カイトくんの頭のなかでずっとチラついて、離れないのです。

そういうわけで、カイトくんはこのところ毎日、この本を読むために公園の茂みの中へ足を運んでいました。最初はただ読んでいるだけでしたが、ズボンの中でおちんちんが硬くなって窮屈だからと、ズボンを下ろすようになりました。すると今度はパンツの中で擦れてむずむずするため、手でさするようになりました。そうするとおちんちんからきゅんと切なくなるような気持ちよさがやってくることがわかり、今度はもみもみと、まるでお父さんの肩にそうするみたいに、パンツ全体を揉みほぐすようになりました。今ではすっかり、本を読みながらパンツを揉むのが日課となってしまっています。だからカイトくんのパンツは、おちんちんから溢れる透明な汁でぐちょぐちょです。
こんなことをしてはいけない、とカイトくんは思っています。もちろん、こんなところを人に見られたらマズい、ということを、カイトくんがぼんやりと理解しているのもあります。けれど、それ以上に。カイトくんは、これをやめなければならない理由がありました。
「レイッ……!」
その理由が、思わずカイトくんの口からこぼれ出ました。鷺宮(さぎみや)レイくんは、新学期に転校してきたクラスメイトです。スポーツ万能で勉強も完璧、しかも超がつくイケメンということで、クラスでは大人気でしたが、カイトくんは面白くありませんでした。何故なら彼はサッカーもかなりの腕前で、今までクラスで一番だったカイトくんの立場を、脅かすものだったからです。
だからカイトくんは、レイくんにことあるごとに突っ掛かりました。けれどレイくんはまともに相手をせず、それを見てクラスの女子がきゃあきゃあとはやし立てるものだから、カイトくんはますますレイくんにライバル心を剥き出しにするようになっていました。
それなのに、カイトくんは自分のおちんちんを触るとき、何故か考えてしまうのです。自分を触っているこの手が、レイくんのものだったら、と。
本の中でいやらしいことをされている男の子、その相手の男の人が、なんとなくレイに似ている……ひとたびそんなことを思ってしまうと、止められませんでした。すました顔で、ちょっとこちらをバカにしたように笑いながら、おちんちんを虐めてくるレイくん。悔しくて恥ずかしくてたまらないのに、カイトくんは何故か、そんなふうに自分を触るレイくんを、想像せずにはいられませんでした。ダメだ、良くない、やめよう……そんなふうに思えば思うほど、想像の中のレイくんと自分は、本の内容をなぞるように、激しく、ねっとりと絡み合います。頭の中のレイくんとの距離が近くなればなるほど、カイトくんおちんちんは、どうしようもなく気持ちよくなってしまうのでした。
「うっ……くっ……!!」

頭が弾けるような気持ちよさに、カイトくんの身体がびくりと震えました。驚いて
見てみると、どろりと濃い白い液体が、ぐっちょりとパンツを濡らしています。飛び出したそれはこぼれ落ちて、ズボンまで濡らしていました。おちんちんから透明な汁が出ることは何度もありましたが、こんなふうに白くてどろりとしたものが出たのは、今度が初めてでした。

恐る恐るパンツの中を覗いてみると、溢れ出した白い液体でべっとりと汚れていました。
それが何を意味するのか、カイトくんは知っていました。何故ならカイトくんが今まで読んでいたその本でも、男の子たちはとっても気持ちよさそうに、おちんちんから白いモノをおもらししているのですから。
一気に肩の力が抜けて、カイトくんははぁ、とため息をつき、その場にへたり込みました。ぐちゃぐちゃに濡れたパンツとズボンの処理をしなければいけませんでしたが、全身をつつむ気だるさに、中々身体が動きませんでした。
とりあえず、近くの大きな木に寄りかかって休憩しようと、身体を起こそうとした、その時です。
「お前、何やってンの」
頭上から声がかけられます。人を小馬鹿にしたような口調のその声は、カイトくんがよく知っている人のものでした。
ーーー
ということでまたSS付きの落書きでした〜!
あんまり文章量が多くならないように、俯瞰視点で淡々とした文章にしようとしたんですが、結局膨らんでしまいましたね。想定としては今日のわんこみたいな淡々とした感じにしたかったんですが・・・やはり顔良男を絡ませたのが良くなかった・・・
さてこちらのイラストですが、先日告知したお題箱のお題がもとになっています!

こんな感じのお題でした。
ちょっと苦労したのが「児童書やホビアニの主人公のような」というキャラデザの指定なのですが、実は児童書の主人公とホビアニの主人公ではデザインに大きな隔たりがあるんですよね。ホビアニ主人公はシルエットで分かるような特徴的な髪型が多いのですが、児童書は文章媒体な分、デザインはどちらかというとプレーンな少年な場合が多いため、どちらにするかでだいぶ悩みました。「育ちはまぁまぁ良さそう」という指定との兼ね合いで児童書の主人公っぽくしてみましたがどうですかね?自分では結構楽しんで描けましたので、気に入っていただけると幸いです。
姿は登場してませんがレイくんの設定も自分の中では固まりつつあって、なんか別の形でまた描けたらな〜と思っております。お楽しみに!
ところでこのお題ですが、まるで想定していた運用のお手本みたいなお題でけっこう感激していました。
こちらのお題ですが、
・シチュエーションが具体的
・描くキャラクタに自由度がある
・性癖に合致している
という絵描きが受けたいリクエストの要点を的確に押さえていて、受注者側から見て非常に採用しやすいリクエストになっているんですよね。特に一番大事なのが性癖合致率だと僕は思っているのですが、多少ズレたとしても具体的なシチュエーションと自由度のあるキャラデザだと、こちらの描きたいモチーフを反映しやすいので、採用率が大幅に上がります。僕に限らず推し絵師にリクエスト投げる時はこんな感じがいいよ〜っていう好例だと判断したので(勝手に)紹介させていただきました!正直こういう感じのリクエストならインプットもかねていくらでも消化したいくらいですね!というわけで二打席連続本塁打待ってるで!!
リクエストはまだまだ募集中ですので、お気軽にお投げください〜。支援者名を明かしていただけると採用しやすくなりますので、文末に記名していただけると助かります!
非常に楽しんで描くことができました!リクエストをくださった方、ありがとうございました!
ちなみに修行ですが、流石にちょっと飽きてきたので、予定通り来月からは従来の更新方式に戻そうかと思います。というか更新ペースを維持しながら修行することも可能そうだなーって感じなので。最初からそうしろ?はい……
というわけで次回の更新をお待ちください!よろしくお願いしますー!
