捕獲◯日目~終(前)



再捕獲、再調教を終え私はこいつを手中に収めた。

腹に浮かぶ刻印はその実体中に根を伸ばすようにこいつの体を侵食し、掌握させた。私の許可がなければ自分の意志で動くことさえできなくなっている。

こいつに許されているのは私の餌となること、奉仕をすることだけだ。

完全掌握をしてから一度体に立場を叩き込んでやったことで思い知ったのかそこからは明確に反抗する意識が小さくなったように思う。

それでも未だに心では完全に諦めていない様子なのがある意味で面白い。


その抵抗心を抱いているせいで、私に力を食われること、奉仕すること、それらで快楽を覚えて乱れさせられてしまうことに屈辱や背徳感を覚えて自身を追い詰めている姿は見ていて実に心地よい。


そんな状態になってから私はこいつの一室を拠点とし、そこでおおよそ半年ほどだろうか、静かに過ごしていた。

元々はただのアパートだかの一室だったのだが、結界を構築し私好みの環境にしたことで最早そこは淫魔界と遜色ないほどのものとなっているが、強化された私の力によって構築された結界はそれを一切外に漏らすことはなく、現状最上級の退魔師ですら訪問をしていながら気づくことは出来ていなかった。


とはいえ、そのレベルの退魔師の訪問が不規則では有るがやってくるのはいささか核に悪いというものだ。

訪問するたびにこいつに対応させているが、一度こいつに殿をつとめさせてしまったことに罪悪感を覚えているのか何度大丈夫だと伝えさせても退魔師共の訪問はやまなかった。


ならばそういうものだとして受け入れる他ない。


バレたらバレたで、今の私ならばその退魔師さえどうにかすることはできるだろう。実質私の巣での戦いとなるので優位性は揺るがない。


であれば、今はこいつに色々して楽しむとしよう……そして私がこいつにとってどういう存在であるかを今一度思い知らせ、刻み込んでやろう。







※すみません! 次回で終わりと言っておきながら後一回……後一回だけ……!



↓文字なし









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