捕獲二十二日目

先に行った開発はこいつが快楽に抗えなくなるようにするためのものだ。それは恐らく十分に果たせただろう。
しかしそれよりも先を思いついた。
力を発揮することを快楽によって無理に押さえつけるのではなく、発揮する力を奪い続けるようにすればいいと。
刻印がその役割の一端をになってはいるのだが、前回はそれで抵抗してきた。今は脳を淫気漬けにしこれまでしてきた教育を強制的に引きずりだし快楽で雁字搦めにしているから無力化できているが、可能性は少しでも潰しておいたほうがいい。
そうして思いついたのは、胎内に眷属の卵を抱え続けるようにすることだ。
眷属の卵は、何もなければ周囲から霊力等を吸いながら成長していき勝手に羽化する。だがそれではあまりにも時間がかかるために、通常は人間の女から得られた霊力を与えて成長を促すわけだが、今回はその周囲から霊力を吸うという機能を使う。
胎内にあれば卵は成長し切るまで際限なく力を吸収するだろう。そしてその際には吸収によって快楽が発生する。
力を内側から奪われかつ快楽を与えられる状態まで行えば、さしものこいつでも最早抗うことは不可能だろう。
成長しきった眷属は勝手に外に排出されてしまうので一時的なものだと思うかもしれないが、それを刻印を胎内に刻み込むことで生み出した瞬間に新たな卵が生成されるようにする。
うまく機能するかはわからないが、成功率を上げるために今はこいつの体を再び調整しなじませているところだ。
もうじきだ。もうじきこいつを完全に私のものにすることができるのだ……
↓文字なし

