ステルスおじと深窓のお嬢様 序



お屋敷の朝


「わかったわ、いつも

起こしてくれてありがとう」


私は眠い目をこすりながら

シャルロッテに返事をした


彼女はこの部屋に

住み込んでいる白黒の猫で

毎朝、主人である私を起こしてくれる


私はその頭を撫でてから

ベッドから降り


「シャルロッテ、今日もご機嫌ね」


そう話しかけながら

身支度を始めた

この屋敷のひとり娘、美愛(ミア)

それが私の名前だ


蝶よ花よと大事にされた

深窓のお嬢様、という事になる


私は幼少の頃からお父様とお母様から

高い教養と品格を求められて育った


(ああ、今週は社交界の

パーティーがあるのね…憂鬱だわ)

色々な思惑のある大人たちに囲まれて愛想笑いするのは

そつなくこなせるけれど、私はああいう世界が好きではない


大人たちは私には興味がない

お父様とお母様の娘である、それだけの価値でしかない


私はパーラーへと足を運ぶと、そこで彼と出会った


彼は一礼し、「おはようございます、美愛お嬢様」と挨拶した


「おはよう、誠一郎」 私も、彼に挨拶を返す


誠一郎は、この家の使用人だ


お屋敷で尽くしてくれた彼の父親が亡くなった後

私のもとで働くことになった


幼い頃から遊んだり勉強を教えてくれた

私にとっては兄のような、何より信頼のおける男性だ


彼は社交界の大人たちと違って

私を私として見てくれている


私と誠一郎はお互いに惹かれているが

自分の気持ちを伝えられない


彼に触れたくても手を引く

彼は私の使用人で、

私は彼に甘えることができないのだから


ステルスおじさんが

深窓のお嬢様の食事を

『|アレ《ザーメン》』に変えてやったら

恋仲のイケメン使用人が

邪魔しやがったので

カレの目の前でお嬢様を

堕としてやった話














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