AIが描けなさそうなポーズをとって煽る者
初出 : 2022.10.10 (Twitter、omata-pic)
キャラクター : 「ろくろの回し者」のにせもの
備考 : 現時点で2022年最も伸びた絵
解説
前作「対決!AI vs れんれんアル!」で、画像生成AI「Stable Diffusion」に勝利(?)したれんれん。だったのですが…
「3人並んだれんれん」と、AI画像を私がアレンジした「AIれんれんズ」の2枚を、当時出たばかりだった「NovelAI Diffusion」(現在pixivにはびこっている、あのAIイラストを作れるやつ)に変換させて、出力された画像を見せつけてくるTwitterユーザーがあらわれました。
れんれんの来ていた薄紫のチャイナ服は青いパーカーになり、髪型はボブカット、胸は大人、素足は5本指ソックスに変えられました。
しかしそんなことはこの際どうでもいい。私が一番驚いたのは、それがある絵師さん(仮にA氏とする)の絵柄に変えられていたことでした。
これは良くない!
私は「Stable Diffusion」を楽しくオモチャにしていましたが、その理由は人間が作ったものと完全に一致するものを作れなかったからです。だから安心してそれらを模写していました。しかしこの「NovelAI」は違います。まるで私の絵とA氏の絵をコラージュしてトレスし、微妙に変えてごまかすことで自分の作品にしたような…一言で言えば人間のトレパク野郎とやっていることが一緒です。
私が「AIに勝った!」と冗談で言っているのを見て対抗したくなったのか、「最新のAIはこのぐらいできますけど?」みたいな感じで変換画像を見せつけられ(個人の感想です)、それが他人の絵柄だったのはちょっとムカつきました。
「君は、全く偉くないからね?」です。うさくん先生からの引用ですが!
そんなわけで、AIに頼らずに1枚描くことにしました。らすと~キャラの中で最も悪そうな娘…ニセろくろ、「悪事の働き者」の出番です。
(※このキャラクターがパクリなのには突っ込んではいけないなの!)
フルサイズ

「ざ~こざ~こなの!」
「Stable Diffusion」は逆さになった人間を描けませんでした。おそらく「NovelAI」もそうだろうと仮定して、逆さになった生意気そうな者を描きました。これまで描いたことのない、般若のような顔です。
もちろん、描き終わってから絵を逆さにしただけですw
「AIこの野郎」と思っている人の共感を呼んだのか、ろくろファンにウケたのか、この絵のおかげでTwitterのフォロワーがいっぱい増えましたw
なお、私は今もAI「Stable Diffusion」を活用しまくっていますし、mimicに自分の絵柄を真似させて遊んでいます。誰かの絵を盗作するみたいな使い方は嫌だよということです。
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