【全体公開】ズリアニメのメイキング的なもの! #1

こんにちは、いつも見ていただきありがとうございます~


今回は最近よく作っているLive2Dパイズリアニメーションで『どのように設定して、どのように動かしているか』を備忘録も兼ねて載せていこうと思います✨こんな感じでやってますよ~~みたいなノリですね。

まだ始めて1年で分からないことも多いので非効率な部分もあると思います。いろんな機能を学んで効率を上げていきたいです!


・パーツ分け

初めにLive2D上で動かすパーツごとにレイヤーを分けていきます。僕の場合は絵を描くところから。絵が完成したらレイヤーをパーツごとにまとめていく感じです。

身体や顔のパーツ、髪などのパーツ分けは『Live2D パーツ分け』などで検索すると先人の知恵がたくさん出てくるのでそれを参考するといいでしょう。

このページではおっぱいのパーツ分けのみに焦点を当てて書こうと思います。

狐耳アンデッドちゃんの爆乳パイズリ(動画)

最新のズリアニメーションで使用したイラストちゃんを元に見せていきます。


右乳の各パーツですが、大きく分類して『乳本体・乳輪・乳首』でしっかり分けてあります。動き次第では乳首中央の線部分も分けてもいいかも?

さらに乳と乳輪のハイライトを分けておくと、おっぱいが上下に揺れる動きを付けやすくなるので便利です。立体感のための影も用意しておくといいでしょう。


真正面からのパイズリ構図の場合、片方だけパーツを作ってLive2D上で複製してから左右反転機能を使うことで反対側のパーツもすぐに用意ができます。デザインが左右対称になって違和感が出てしまう時はあとで画像の差し替えを行えるのでそれで解消しましょう。



乳輪の輪郭を分けてパーツを作っておくのもおススメです。輪郭パーツにだけLive2Dのマスク反転機能(乳本体を対象にする)を使用すると乳からはみ出た範囲だけ輪郭が見えるような表現も可能です。


・メッシュ割り・変形

Live2D上でおっぱいパーツにメッシュを付けて、変形していきます。乳本体は柔らかく大きく変形させる必要があるので細かく分けていくことになります。

公式のオンライン講座などを参考に手動で付けたり、メッシュ自動生成の『変形度合い(大)』を使用して細かめのメッシュ割りを行います。乳本体と乳首以外のパーツは自動生成の標準プリセットで十分なことが多いです。


自動生成の『変形度合い(大)』を使った後に輪郭部分だけ整えてこんな感じに。頂点が多いと破綻リスクも増えるので輪郭の内側は頂点少なめでもいいのかも?


乳同士が合わさっている谷間の部分は直線になるように変形ツールで動かして均していきます。ガイド線を表示する機能もあるのでそれを目安にするときれいに整えやすいです。

最初から右のように谷間部分は直線にしてパーツを描けばこの作業は行わずに済みますが、『片方の乳がもう片方の上に重なるような動き』など左右非対称の動きを付けたい場合、パーツが曲線の状態でつくった方が出来上がりが綺麗になりやすいです。この部分はお好みで~。


・パラメータ設定

おっぱいの動きをパラメータとして付けていきます。

僕の場合動きのパラメータは主に4種類あって

・おっぱいを持ち上げる動き(乳上げ)

・おっぱいを谷間に寄せる動き(乳寄せ)

・おっぱいが上下に揺れる動き(乳揺れ)

・おっぱいを斜めに傾ける動き(乳交互)

これらの組み合わせで動かしています。乳交互を入れると複雑化するので今回は上3種(上げ・寄せ・揺れ)についてみていきます。


パラメータごとにワープデフォーマを作って、その中に乳本体と乳輪、乳首などパーツを入れていきます。デフォーマの階層については「交互⇒上げ⇒寄せ⇒揺れ」と下層に下がっていくような構成です。



【乳上げ】

age

単純におっぱいを真上に持ちあげる動きです。やはりパイズリは上下に動かしてこそですので、シンプルながらとても重要ですね!!

位置によってはマイナス側の数値も用意して下におろす動きを付けてもいいかも。



【乳寄せ】

yose

乳肉を谷間の方へ寄せるような動きです。おっぱいに腕の力を加えているような、乳圧感が増します。少し斜め上方向に寄せるような変形の仕方をしてもいいかもしれません。

注意点は谷間の位置はズレないように調整すること。乳の間が見えたり変に重なったりしてしまう原因になります。



【乳揺れ】

yure

乳の先端が上下に動くような動きです。おっぱいがタプンッと揺れるような柔らかさが増します。上向きと下向きの両方の動きを付けていきます。

変形後もなるべく乳の輪郭が変わらないようにするのがコツで、内側は山形(谷型)に歪ませる一方で外側は反対方向に伸ばして球体の形を保っています。

ここではさらに乳輪やハイライトの位置もより上(下)側に動かします。少し大げさに動かした方がダイナミックな感じになりますね。



これに加えて公式のチュートリアルを参考に、身体を上下させる【体の回転Y】と身体を斜めに傾ける【体の回転Z】の動きを付けるとより雰囲気が出ますね!


・動き付け(タイムライン編集)

作成したパラメータをアニメーションファイル上のタイムラインに配置していきます。

例として『乳上げ』のパラメータを【最初の1秒間で0から1まで緩やかに増加して、その後の1秒間で1から0まで緩やかに減少する】ような2秒ループの設定をして、これに合わせるように『体の回転Y』の数値も変更して身体の上下の動きを付けると、こんな感じに。シンプルな上下運動になります。



次に、『乳寄せ』のパラメータも同じように『0から1、1から0』の2秒ループを作って、かつその周期を『乳上げ』よりも0.5秒(1/4周期分)だけ早くなるようにズらすと、こんな感じ。おっぱいを持ち上げるときに乳を寄せて力を入れているような動きになります。



さらに、『乳揺れ』も同じような2秒ループの波形を作成して、これを『乳上げ』よりも0.17秒(30fpsの5フレーム)ほど遅く周期するようにすると、こうなります。おっぱいの上下運動が少し遅れて伝わって揺れているような動きが付きます。



基本の動きはこんな感じで、ここから各パラメーターの数値の変動量や、周期の間隔、タイミングを調整することでおっぱいの動きの雰囲気を変えられます!



各数値を控えめにした緩やかなズリ


周期を早くした軽快なズリ


乳寄せの数値を高めにして周期を早くした、乳を締めながらの激しいズリ



今回は見た目で分かりやすくするために波形を整えましたが、実際は多少タイミングをずらして勢いを付けたりします。波形を少しゆがめることで「乳をたたきつけるような動き」や、周期を少しずつ延ばすことで「徐々に動きを弱める動き」、おっぱいを斜めに動かす動きも設定すれば「おっぱいをひねるような動き、擦る動き」などもできると思います。物理演算をうまく設定すればもっと楽に動き付けもできるかもしれませんね……!

これに合わせて表情を付けたり顔や体の傾きを設定して雰囲気を作っていきます。細かな調整で時間が溶ける溶ける……でも楽しい…!


今回はここまでです!次の機会があれば『谷間からはみ出た亀頭が乳肉に埋もれる動き』などの設定なども見せて行ければいいなと思っています~


ではではここまで見てくれてありがとうございました~✨

動画でもイラストでも理想のズリを一緒に追い求めましょう~~~♡






















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