8作目後記

・『トモ堕ち2』を買ってくださった皆さん、本当にありがとうございます!買ってくださった皆さんのおかげでまた次の活動に繋げていけそうです。


・今作は「前作のテーマを踏襲しつつ新しい話を作ろう」という意図が初めからありました。タイトルも正直めちゃくちゃ悩んだんですが、結局トモ堕ち以外にしっくりくるタイトルが思い付かなかったので「2」ということにしました。ファイナルファンタジーとかもナンバリングされてるけど別の話だから、そういうノリで良いんじゃないかと思ったんですが、前作の続きを期待した方がいたとしたら申し訳ないですね…。


・今回の製作は今までの作品の中でもダントツで大変でした。作業量の多さもさることながら、自分の描きたいシチュをどう一本の話に纏めていけばいいのかという指針のようなものがなかなか見えて来ず、製作終盤まで試行錯誤していました。途中から方針が定まってきてなんとか仕上げることができましたが……結果、満足している点も反省点も両方あります。こうするべきだったかもな〜と思うことも多々ありますが、なるべく前向きに考えて、次作に活かしていきたいと思います。


・今作も相変わらず文章量の多い作品になりました。「今回はなるべくスムーズにエロ展開に持ち込むぞ!」って最初は思ってたはずなんですが、導入や合間合間の必要な展開を書いていくと結局めちゃくちゃ長々とした文章を書くことになってしまいました。読むのがしんどかった方、申し訳ない…。そして読むのが大変なのにも関わらずちゃんと読んでくれた方、本当にありがとうございます…!


・エロ漫画などでは一般的に「エロシーンは最低8割」と言われるみたいですが、自分はエロ以外のシーンもかなり書きたくなってしまうタイプです。というのは、非エロのシーンが描写されている方が、エロシーンがより引き立ってエロく見えると思っているからです。日常とかキャラのバックボーンとかも本当に最低限でいいから書きたいですし、なんなら基本絵枚数に含めてない途中の挿絵(お化粧したりブーケトスに参加させられたり)のシーンこそ「これめちゃくちゃエロいな…」と思いながら描いています。


・とはいえそれにも限度はあるし、必要のない描写をする必要はないわけで、その辺の匙加減はやはり考えないといけないですね。正直まだまだ改善の余地は大いにあると思っています。と言いつつ、それに縛られずに好き勝手できるのがデジタルCG集という形式の強みだとも思っているので、その都度適切だと思う形を考えていきたいと今のところは思っています。


・今回初めて主人公を豊胸させました。これは好き嫌い分かれるかな〜と思いましたし色々怖かったんですが、一回描いてみないことには読者の方々の反応もわからないので、思い切って描くことに決めました。実際どうでしたでしょうか…。嫌な方もきっといたでしょうね。とはいえ「豊胸が良かった」という方もけっこうお見かけするので、おおむね描いて良かったんじゃないかなと思っています。ただ、次作でどうするかはまだわかりません。話の展開やノリによるのではないかと思っています。


・販売サイトのレビューやSNS等での感想、本当にありがたく思っています。綿谷自身、女装やメス堕ち系の作品を読むのが大好きです。そういう作品を読んでいる時、いつも現実では叶わない夢を見ているような気持ちになれますし、そうやって感情移入して作品世界に浸っている時間が好きです。願わくば、綿谷のCG集が皆さんにそのような時間を僅かでも提供できていたら…と思います。


・『トモ堕ち』を作った後、次作をどうするかという構想がなかなか掴めていませんでした。『トモ堕ち2』の製作に苦労した要因はそこにあったと思うんですが、今はそこそこ明確に「この話作りたいな!」という話の芯のようなものが頭の中にあります。なので、『トモ堕ち2』よりはスムーズに製作が進められるんじゃないかと思っています。もちろん相応に時間はかかると思いますが、もう作業には取り掛かっていますし、気長に待っていただけたら幸いです。


・トモ堕ちはいわゆる「つがいじめ」を意識したシリーズですが、自分にとってのメインはいつも女装してメス堕ちさせられる男キャラです。一般的なつがいじめとは少し趣向が違うかもしれませんが、「つがいじめを通してメス堕ちしていく男」をメインに描きたいと思っているので、そこはご了承頂けたらと思います。


・と言いつつ、女キャラも上手く絡ませられたらそれが理想だよな〜とは思っています。女装キャラと純女キャラとの対比によって生まれるエロさがやはり、こういうシチュの醍醐味の一つだと思うので。


・主人公と女キャラを同じ画面内に入れるということは、単純に作業量が倍(あるいはそれ以上)になって大変なんですが、やはり「エロいシチュ描きたい!」って欲求を優先していきたいので、そこは時間がかかったとしてもなるべく妥協しないでいきたいところですね。


・1作目の『先生の再教育』はほとんど無意識で話を作ったようなところがあるんですが、その時点で主人公のことを好いている女性キャラクターがいましたし、描写こそしなかったものの彼女も竿役に堕とされるような終わり方をしたので、わりとこれが自分にとって大きな性癖の一部なのかもしれないですね。この辺のテーマについてはまだ掘り下げ甲斐があるなと感じていますし、描けること・描きたいこともまだまだあるなと感じています。


・改めて、CG集を買ってくださった皆さん本当にありがとうございました!買って読んでくださる皆さんがいるからこそ「今度はこういう話を作りたい!」ってモチベーションも湧いてきます。支援サイトで支援してくださる皆さんの存在も、製作の大きな後押しになってくれていて、本当に感謝しています!今後ともトランス・トリビューンとその作品をよろしくお願い致します!



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