ブレイズハート小説版 第7話

 犯される桜火を置いて黒ずくめの男達に拉致された了司は、入り組んだ洞窟内をいくつも曲がり、現在地も分からないところでようやく下ろされた。決して広い場所とは言えないものの、十分なスペースのある場所だ。抱えていた男が了司を下ろすと、慣れた手つきで治療を施してくれる。了司は下手に抵抗せず、されるがままにしていた。 「よし、ひとまず応急処置はこれでいいだろう。思ったより怪我は軽いみたいだな」 「はい、ありがとうございます」 「……意外だな。思ったより落ち着いているじゃないか」 「騒いだところで、僕の力じゃあなた達には敵わないでしょうから。それで、あなた達は一体何者なんですか?」 「それを聞く前に、まず君は何者なんだ? どうしてここにいる?」 (そうか、僕の事は里でも周知されてるわけじゃない。となると、相手からすれば一般人にも見えるんだもんな) 「僕は橘了司と言います。さっきヴィランと戦っていたシャドウギアの女の子と一緒に、ここに調査に来たんです」 「そうか。ということは、ある程度のことは知っているとみていいのかな?」 「はい。ここに蛇神が封印されていることも、シャドウギアの修行の場として活用されていることも知っています」 「分かった。俺の名は風切(かざきり)ここには修行に来たシャドウギアが帰ってこないので、調査と救出に派遣されてきたんだ」 (雪菜のことだ。先んじて部隊が派遣されたって言ってたし、それってつまり……) 「もしかして、あなた達のリーダーは道源という人じゃないですか?」 「道源様を知っているのか? そうだ。我々は道源様と共にここに来た。この新装備の力を証明するいい機会だったんだが、あのヴィランに襲われて部隊の大半はやられてしまった。道源様や副隊長とも離ればなれになって、残っているのは俺と向こうで見張りをしている二人だけだ」  洞窟の入口で見張っている男達は了司の方を見向きもしない。だが、風切が信頼しているであろうことはなんとなく伝わってきた。 「脱出はしないんですか?」 「この洞窟内には今、結界が張られていて入ることは出来ても出ることは出来ないんだ。その結界を破壊するためには、さっき出会ったあのヴィランを倒すしかない」 「そう……ですか」  桜火が太刀打ち出来なかったヴィランのことを思い出すと、悔しさに奥歯を噛みしめてしまう。 「ひとまず、落ち着いたらここを出よう。なんとか隙を見つけて彼女も助け出さないとな」 「はい。僕も一緒に行きます」  了司は小さく頷き、ひとまず身体を休めるのだった。  了司達が態勢を整えようとしている頃、雪菜は洞窟の奥へと向かっていた。 (奥に行くほど徐々に妖気が高まっている……。この奥に封印があるということ?)  蛇神の封印は鍾乳洞の最奥にあるのは周知の事実だが、迷宮のように入り組んだ内部ではその道筋が分からないようになっているはずだった。それは安易に蛇神の封印を解こうとする者をたどり着かせない為の罠にもなっていたはずだが、これほどまでに分かりやすい妖気には雪菜も顔をしかめてしまう。 (これがヴィランの罠の可能性もある……。でも、誘ってるってことは、逆にヴィランもいるってことよね)  洞窟内に強いヴィランがいる以上、撃破しないわけにはいかない。なにより、外に出られない以上はここで入り口が開通するのを待つしかないのだ。あの土砂崩れした場所で救助を待つのも手ではあったが、雪菜のここに来た目的がそんな安寧を選ばせはしなかった。  狭い路地を進んでいくと、向こうの方に炎の明かりが見えてくる。警戒しながら進んでいくと、その奥には大きな広間が広がっていた。雪菜のいる場所は広間の壁から少し高いところに通じており、上から見下ろす形になっていた。篝火がいくつも焚かれ、炎上に広場に配置されている。そしてその向こうには巨岩があり、幾何学的な文様としめ縄、そして鉄杭が何本も地面に刺さり、まるで境界を示す柵のようだ。 (まさか、あれが蛇神の封印?)  明らかに何かを封印している様相の場所に、雪菜は生唾を飲み込む。警戒しながら様子を見ていると足音が響き、何者かが入ってきた。篝火の光源が足りないせいかはっきりとは見えないが、身長と体格、歩き方を見ると成人男性のように見える。なにより、身につけているものを見ると、それがヴィランではないことはすぐに分かった。  漆黒の衣装に身を包み、胴体や腕、足には近代的な装甲が配置されている。それは雪菜も以前見たことのある、里で開発中の対ヴィラン用の装甲だった。つまり、そこにいるのは里の人間ということになる。 (里の者がどうしてここに? 私以外にここに修行に来ている者がいるとは聞いてない。ということは……)  雪菜は安易に姿を現すことなく、様子を窺う。さらにしばらくすると、男の前にまた別の影が姿を現した。 「主、探していたシャドウギアを手に入れてきたぞ」  現れた影のうちの一体が、地面に何かを放り投げる。地面に転がされたのは、手足を縛られた桜火だった。衣装は無残にも引き裂かれ、白濁が彼女の身体を穢している。桜火は意識を失っているのかまるで動く様子はない。雪菜は一瞬頭に血が上ったものの、飛び出すことなくその場で待機し続けた。 「こいつは……桜火か。彼女は違う」  黒衣の男の言葉に、頭が引き伸ばされて左右に垂れている二体のヴィランが首を傾げる。 「そんなことはないはずだが。ここには一人しか来ていないはずでは?」 「いや、主が間違うはずはない。ということは、こいつは新たな侵入者の方というわけか……」 「そうなるな。それにしても随分と可愛がったようだな」 「ああ。なかなか頑丈だからな。思わず楽しんでしまった。まだまだ可愛がれそうだがどうする?」  二体のヴィランが相当な実力を持っているのは離れた距離からでも分かる。その上、ヴィランが主という男の正体も分からないとなると、今この場で飛び出すわけにはいかなかった。 「まあいい。雪菜ならもうここに来ているようだからな」 (なっ、位置がバレている!?)  雪菜は咄嗟に洞窟の奥に身を隠そうとした。だが、意に反して雪菜は黒衣の男がいる大広間に向かって身体を投げ出していた。突然のことに理解出来ないまま、なんとか壁に手をついて落下を防ごうとしたものの、伸ばした手は空を切った。 「捕らえろ」  落下する雪菜にヴィランがすぐさま駆け出し襲い来る。雪菜もすぐに刀を抜き反撃に出た。 「水流斬!」  左右から挟み込むように襲い来るヴィランに攻撃を仕掛けたものの、何故か想定と反対側の相手を攻撃していた。その上攻撃は躱され、二体のヴィランの攻撃が雪菜の腹と背中を打ち抜いた。 「がはっ……!」  既に何日も洞窟内で過ごした上、凌辱の疲労が抜けきっていない雪菜には大きすぎるダメージだった。一瞬視界がぶれたかと思うと刀を取り上げられ、そのままヴィランに組み付かれて地面に叩きつけられる。激痛が全身に走り、さらに両手を後ろで縛り上げられてしまった。 「修行の成果がこれでは、里の者もため息をついてしまうな」 「くっ……お前は一体何者? 里の者がヴィランを従えてるなんて……」 「なんだ、まだ気づいていなかったのか」  男は顔を隠していた黒衣を解いて素顔を見せる。そこに現れた顔に、雪菜は目を見開いた。 「お前は……道源!? まさか、修行でここに来るのを後押ししたのは、私を利用しようとして?」 「そうだ。蛇神様を甦らせる為の生け贄としてな。まさか、こんなおまけまでついてくるとは意外だった」  自分の力不足を悔やむあまり、違和感を覚えなければいけないところで気づけなかったことに後悔の念を覚えずにはいられない。その上、桜火まで巻き込んでしまったことは、雪菜にとってさらなる痛手だった。 「お前はそこで仲間が蛇神様に捧げられるのを眺めているがいい。安心しろ、お前もすぐに捧げてやる」 「待ちなさい! 彼女はかなり疲弊しているわ。やるなら私からにしなさ……あぐっ!」  顔を上げて道源に抗議したが、頭を踏みつけられて地面に擦りつけられた。 「主に向かってその口の利き方はなんだ? 立場が理解出来ていないようだな」 (一体なにが起きたの? 私がしようとしたことがことごとく反対になって……まさか、幻術?)  相手の手札は見えないものの、自分が受けた攻撃の現象だけは想像出来た。とはいえ、現状では桜火を救うこともヴィランを倒すことも出来ない。自分の実力不足を改めて感じさせられ、悔しさに奥歯を噛みしめた。 「ほう、自ら贄に立候補するとはいい度胸じゃないか。ならばまず、その覚悟を見せてもらおう。俺に奉仕しろ」  雪菜は両手を縛られたまま身体を引き起こされる。目の前に道源がいきり立ったペニスを見せつけるように近づけてきて、思わず頬を赤らめながら顔を背けた。 「どうした? まさか経験がないわけではないだろう? お前からヴィランの精液の匂いがするが」 「……お前には関係のないことよ」 「こいつまだ生意気な口を利くな。自分の立場がまだ分かっていないのか?」  気丈に振る舞っているものの、内心では危機感に心が押しつぶされそうになっていた。 (私がこいつらの気を引いている間に桜火が目を覚ましてくれるといいんだけど。後は、桜火以外に誰が来ているか次第ね……)  今ある情報だけで道源とヴィランを倒すのは難しい。情報を集める為にも、時間稼ぎをする必要があった。 「雪菜、早く咥えろ。言っておくが噛みちぎるなどと考えるなよ? こちらには人質がいるんだからな」  道源がちらりと桜火に目を向ける。雪菜は小さく頷くと、顔をペニスに近づけそっと舌を伸ばした。 「んっ、れろっ、れるっ……んっ、ちゅ、ちゅっ、れるっ、れろっ……」  敵の肉棒を舌で舐める屈辱に、頭に血が上りそうになる。だが、雪菜はそれを顔に出すことなく、無言で舌を這わせた。 「ちゅっ、ちゅぷっ、れろっ、れるるっ……れろっ、れろろっ、んくっ、くぅっ」 「ほう、なかなか上手いじゃないか。里では男を悦ばせる方法を教えてはいないはずだが、任務で覚えさせられたのか?」 「戯れ言を……れるっ、ちゅっ、れろろっ……んっ、れるっ、ちゅっ」  任務で男から情報を得る為に奉仕をすることなどあるはずがない。つまり、ヴィランに犯されることで覚えたのかということだ。道源の嘲りは、ヴィランに言われるよりも堪える。だが逆に、かれがもはや敵対勢力だということを印象づけるに十分な言葉でもあった。 (まずは桜火が目を覚ますまでは手を出させないよう、こちらに集中させないと。でも、さっきの違和感もからくりを看破しないと、数の上でも厳しい……)  雪菜は道源のペニスに奉仕をしながら思考を巡らせる。いとも簡単に捕まってしまったことには特に対策を立てられなければ勝ち目などない。 「雪菜、奉仕に集中出来ていないようだな。時間稼ぎをするにしても、もう少し上手くやれ」 「れろっ、れろっ、れるるっ、んんっ……なんのこと?」 「見え透いた嘘をつくな。自分が何故負けたのかを考えているのだろう?」 「考えたところで無駄だ。見抜けるはずがない」  その声が聞こえてきた瞬間、雪菜の身体がぐらりと右に傾いた。慌てて左に身体を倒そうとすると、今度は身体が左に傾いて倒れそうになる。そこに道源の手が伸び、頭を押さえつけられた。 「お前は今の攻撃で何が起きたのか理解出来たか? つまり、考えるだけ無駄だ。そんな暇があったら、俺にしっかり奉仕するんだな」  今も雪菜の頭の中はぐらぐらとふらつき、三半規管が混乱しているように思える。そんな無防備を晒していると、頭を掴んでいた道源が自身のペニスを雪菜の口に乱暴にねじ込んだ。 「んぶっ!? うぐっ、むぐっ、んんんっ! れぶっ、うぶっ、じゅぶるるっ!」  突然舌に熱い肉塊を押しつけられ、雪菜は目を見開いてくぐもった悲鳴を上げる。思わず身を引こうとしてしまう。だが、逆に雪菜の頭を掴んだ手が前に引き寄せ、亀頭を喉奥に押しつけられた。 「ごほっ、ごぶっ、うぇっ、うぶぇっ……んぐっ、んっ、じゅるっ、じゅっ、うぶぅっ!」 「どうした奉仕は終わりか? ならばこちらで勝手にやらせてもらおうか。もう一人味見をする奴が残っているからな」 (桜火をダシにして私に奉仕させようとするなんて、本当に意地が悪いわね。私が時間稼ぎをしていることもバレてるし、ここは素直に従うしかない……)  抵抗したところで勝ち目がない以上、見抜かれていても言うことを聞くしかない。喉に押しつけられた亀頭に吐き気を催し、不快感に眉をひそめる。舌の上に載せられた太い肉棒に舌を押しつけると、巻き付けるように這わせ始めた。 「んぐっ、んぶっ、じゅるっ……れろっ、れろぉっ……じゅるっ、んっ、れるっ、れろろっ」 「舐めていれば許されると思うなよ?」 「れるっ、れろっ、じゅぶるっ……分かって、いるわ。れるっ、れろっ、じゅるっ、じゅぶっ、んぐっ、じゅるるっ……」  雪菜は上目遣いに道源を睨み付けながら、頭を動かして抽送をし始めた。唇をすぼめて肉竿を咥え込み、竿を扱き上げる。と同時に舌を尿道に押しつけて舐め上げ、鈴口から溢れ出した我慢汁を舌ですくい取った。 「ほう、やれば出来るじゃないか。だったら手を抜くな。もっとも、お前がぬるいようなら、桜火にその後始末が行くだけだがな」  道源の言葉に、雪菜は身を固くして反応してしまう。冷静さを保とうとしても、まだ心が揺らいでしまうことに、自身の未熟さを感じずにはいられない。 (私は自身を鍛える為にここに来たのに、まだまだ足りない……)  雪菜は悔しさを滲ませつつも、道源の太いペニスをしゃぶっていく。唇で竿を扱く度に自分が淫らな存在へと堕ちていく気がして、悔しさに目尻が熱くなる。 「れろっ、じゅぶっ、じゅぼっ、んぐっ……んっ、んっ、れろろっ、れるっ、じゅぷるっ」 「カリ裏もしっかり舐めろ。単調な奉仕で満足させられると思うなよ?」 (こんな奴に説教される覚えはないのに……。ぐっ、いいわ、なんとしてでも骨抜きにしてあげる!)  雪菜は頭を動かす速度を上げ、言われた通りに舌をカリ裏へと這わせていく。細かい粒のついたカリ裏を舐め上げると吐き気を催すものの、それを我慢してカリを責め続ける。 「んぶっ、んっ、れろっ、れるるっ、じゅぶっ、じゅぷっ、じゅぼっ……じゅるっ、んじゅるっ、じゅるるっ!」  口からペニスを引き抜きながら吸い込み、我慢汁を尿道から吸い上げる。雪菜は口内に吐き出される苦い汁に眉をひそめながらも、動きを止めずにまたペニスを口の中へと飲み込んでいく。喉に亀頭が当たってむせても舌を這わせ、何度も唾液を竿へと塗りたくる。自分が卑猥だと思い嫌悪する行動を積極的に行い、道源の肉欲を高めようとしていく。 「どうも切迫感が足りないな。風俗に行く方がまだマシだ」 (そんなの当たり前でしょ? 私はその方面のプロじゃないのよ?)  雪菜は心の内で悪態をつきながら、美味しくもないペニスをしゃぶり続ける。道満を抜く為に必死になっているせいで、彼の目が細められたことに気づかなかった。 「んむっ、じゅぶっ、うぶっ、じゅるるっ……んっ、んぶぁっ!? ちょっと何するの?」  突然、雪菜の乳首に細い何かが巻き付き、思わず肉棒を咥えたまま文句が口を突いて出た。だがすぐに道源が雪菜の頭を引き寄せ、喉を亀頭で塞がれてしまう。 「なにかにかこつけて奉仕をやめるとはいい度胸じゃないか。お前の奉仕など最初から期待などしていない」  道源は乱暴に雪菜の頭を前後に揺さぶり、口腔を犯してくる。頬の裏や舌に擦りつけるように抽送し、苦しげな表情を浮かべる雪菜を見て目元を緩ませた。 (くっ、こいつ……最初からそのつもりで……)  乱暴に口内を犯されながら、背後から伸びてきた触手で執拗に乳首をこねくり回される。自由を奪われた中で口内を犯されながらの乳首への愛撫は、雪菜の中に眠る被虐の快楽を目覚めさせていく。 「こいつ、もう濡れてきてるぞ。やはりシャドウギアの女は犯されることに快感を覚えるマゾのようだな」 「ああ。そこの女も俺達に犯されて最後には派手にイッていたからな」  背後から聞こえてくる嘲りの声に、雪菜はさらに眉をひそめる。内心では怒りの炎が燃えさかっているものの、彼らを切り伏せるだけの力が今はない。その悔しさがさらに怒りを滾らせていた。 「んぐっ、うぶっ、じゅぶるっ、じゅぐっ、んっ、んっ、んぐっ、うぶぅぅぅっ!」  雪菜が立てる水音よりも激しく口内をかき回され、淫らな水音が絶え間なく吐き出されていく。勢いよく頭を背後から押されて肉棒が喉奥を突き、間髪入れずに引き抜かれる。唾液と我慢汁を唇の端からこぼしながら、舌でその苦みを執拗に味わわされた。満足に息もしていられないほど執拗に抽送され、少しずつ息苦しさを覚えていた。 「じゅぶるっ、じゅっ、じゅぐっ、じゅるっ、んっ、んんんっ……れるっ、れろっ、じゅるっ、じゅぶるっ、んぐぅぅっ」 「少しはマシになったな。所詮、お前達は贄になる以外の使い道しかないのだ」 (ふざけないで! 私達はヴィランを闇に帰す為に存在しているのよ! ヴィランに飲まれるような弱い男に言われる筋合いはないわ!)  口にペニスが入っていなければ、雪菜は口に出していただろう。だが、その言葉はそのまま雪菜を傷つける刃にもなりかねない言葉だ。蛇神の手先と化した目の前の男に抗えず、いいようにされている雪菜の力は彼以下ということなのだから。 「じゅぶっ、じゅぐっ、れろっ、れるっ、んぶぅぅっ……じゅるっ、じゅぶっ、じゅっ、じゅぷっ、んぐぅぅっ!」 「まったく、使えない奴だ。俺が使い始めたら舌を這わせることもやめるとはな。自分から奉仕すると言っておいてこれでは、本当に贄以外の価値もない」  笑みを浮かべていた道源の目が冷ややかなものになり、目を合わせた雪菜の背筋に寒気が走った。乳首をいたぶられる快感はじわじわと雪菜の肉悦を刺激し、舌に塗りつけられる我慢汁の苦みも雪菜を疼かせていた。嫌な予感を覚えて警戒しようとした瞬間、雪菜の身体が激しく痙攣を起こした。 「んぐぅぅぅぅぅぅっ! うぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」  突然の激悦に、雪菜は目を見開き泣き叫んだ。口腔にねじ込まれた肉塊のせいで声にならず、くぐもった呻き声になってしまう。 (なに? 一体なにが起こってるの!?)  雪菜は訳も分からず、ひたすら与えられる痛みと快感に身体を小刻みに震わせ続ける。痛みは慣れるどころかさらに強くなり、乳首を引きちぎられるかと思うほどの痛みと共に、全身に広がっていく。 「随分と感じているようだな。だが、これほどの電撃を受けてもまだ気絶しないとはさすがと言うべきか」 「シャドウギアは鍛えられているからな。この程度で音を上げる程度の奴はいない。もっとも、耐えられるかどうかは別だがな」 「んぐっ、むぐっ、うぅぅぅぅっ! じゅぶるっ、うぐっ、れぶっ、じゅるっ、じゅぐるっ、じゅぶるるるっ!」  乳首から放射状に広がる痛みとヴィランの言葉に、この原因がようやく理解出来た。だが、敏感になった乳首への電撃を防ぐ方法はなく、ただひたすら泣き叫ぶことしか出来ない。その上、道源は電撃で痙攣を続ける雪菜の事などお構いなしに抽送を続け、肉欲を貪り続ける。喉奥を何度も突かれ、舌を蹂躙されながらも電撃責めに、雪菜の意識が次第に混濁していく。 「ぐぶっ、じゅぶるっ、んぐぅぅぅぅっ! じゅるっ、じゅぐるるるっ、うぐぅぅぅぅっ!」 「いい悲鳴だ、実にそそられる。褒美に俺の精液を飲ませてやる」 「んぐっ、うぶっ、ぐぶっ、じゅるっ! んぐっ、じゅぶるっ、うぶっ、れぶっ、れるるるっ!」  電撃に悲鳴を上げながら、口内射精から逃げようと必死にペニスを引き抜こうとする雪菜。だが、力任せに頭を押し付けられると同時に、喉奥を濁流が襲いかかった。 「うぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ! んぐぶぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」  喉に向かって直接射精され、精液によって地上にいながら溺れさせられる雪菜。動けない身体を必死にばたつかせてわめくものの、射精の勢いは容赦なく雪菜の胃を犯していく。そこにさらなる電撃が与えられ、雪菜の脳裏が何度も明滅を繰り返す。 「んぐぉっ、ぐぶぉっ、ぶぉぉぉぉぉぉぉっ! ごぼっ、んぐっ、ごぶっ、ごぼっ、うぶぇぇぇぇぇっ!」  目を剥き、泣き叫びながら精液をこぼす雪菜に、道源はなおもペニスを押し込んでくる。口内は既に精液に満たされ、逆流して鼻からも噴き出しそうな勢いだ。秘裂からは愛液がどっと溢れ出し、絶頂させられながら電撃責めを受け、快楽と苦痛の区別が混線していく。 (溺れる……溺れて、しまう……っ!)  それは果たして精液による溺死の予感なのか、それとも激痛の中で味わう快感への感想なのか。雪菜は激しく痙攣を起こし続けながらも精液を飲まされ、やがて呼吸困難になっていく。射精が終わる頃には、雪菜はすっかり白目を剥いていた。 <第7話 終>





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