配布PSDデータの見方を解説します。
レイヤー未統合PSDデータのまとめ方を変更しました。
PSDデータの見方について解説します。
解説には下のイラストを例に挙げて進行します。

既にレイヤー構成の見方をわかっている方は下のチャプターまで飛ばして読んでください。
■構成を見やすいのは「描き込み準備フォルダ」
■レイヤー構成について

変更後のレイヤー構成は上図のようなものにしました。
従来のものと大きく違うのは「キャラクター 統合後(描き込み)」フォルダと「キャラクター統合前(描き込み準備)」フォルダの二つにキャラクター用データを分けている部分です。(フォルダの名前が長いので統合後を「描き込み用フォルダ」、統合前を「描き込み準備用フォルダ」と呼称します。)
念のためそれぞれのフォルダに何が入っているのかを簡単に下にまとめておきます。
・描き込み用フォルダ

描き込み用フォルダは描き込み工程から仕上げ工程を行うフォルダです。
描き込み準備フォルダで作ったデータを部分ごとに統合して形状を調整したり描き足したりしながら調整を行なっています。
・描き込み準備用フォルダ

描き込みの準備段階を行うフォルダです。
線画レイヤーに配色を行い、陰影の表現や質感、反射光表現を乗せています。
・線画フォルダ

フォルダ名のとおり、線画用のフォルダです。
頭や胴体など、部位ごとにレイヤー分けしています。
・背景フォルダ

背景用のレイヤーが入っているフォルダです。
キャラクターのみのイラストの場合はこのフォルダが収録されていないこともあります。
・ラフ

ラフのレイヤーです。
このレイヤーを基に線画を作成しています。
・アタリ線フォルダ

人体アタリ線と髪の毛や衣服のアタリ線レイヤーが入っているフォルダです。
人体アタリを描く前に使用している人型立方体図も収納されています。
人体の描き方を参考にしたい場合は役立つフォルダーかもしれません。
・エスキース

イラストの構想時点で制作している「エスキース」が入っているフォルダです。
背景など多くの要素が必要なイラストの場合は描き込みがされていたり、配色が行われていたりします。
■構成を見やすいのは「描き込み準備フォルダ」

「各配色でどのような処理を行っているのか」を見たい場合は「描き込み準備用フォルダ」内部を見る方が効果的です。
例として顔の肌レイヤーを挙げると、上図のように光源や質感、反射光が肌色レイヤーにクリッピングされていることがわかると思います。
▼各レイヤー効果の適用位置図

光源や目の周りの処理、影の色や位置関係を表したものが上図です。
反射光についてはなるべくどの色から発せられた光なのかをレイヤー名に書き入れるようにしているので参考にしてみてください。
■「描き込み用フォルダ」はイラストのクオリティーアップを狙いたい人向け
▼描き込み前と描き込み後の比較図(クリック拡大推奨)

「描き込み用フォルダ」内部は準備段階で作ったデータを削ったり描き足したりして上図のように見栄えを良くしています。
イラストによって施す内容が違っているためあまり初心者向けではないですが、「どのようにクオリティーを上げているか」を見ることが出来るフォルダーとなっています。
▼ディテールアップ用レイヤーの適用位置図(例:顔まわり)

わかりやすい例として顔周りのレイヤー構成を上図に示しています。
上図ではおくれ毛の追加や前髪の長さ調整、髪の毛のグラデーション追加などを行っています。
■まとめ
今回は配布PSDデータ内のレイヤー整理を行い、その解説を記事にしてみました。
以前までのレイヤー整理のやりかたでは少し不親切だったかもしれないと反省しています…。
今後はこの記事のような配布データを作っていきますので活用してもらえると嬉しいです。
この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました!
