こだわりポイント解説(お風呂心海)

下のイラストでこだわったポイントをピックアップして解説します。


①衣服の濡れ表現

一つ目のこだわりポイント「衣服の濡れ表現です。

シチュエーションがお風呂ということもあり状況の表現にとても役立ちます。


▼濡れ表現加工比較図



▼濡れ表現図解

上図のように「衣服が肌に張り付いている箇所」を決めて肌色を置きます。

肌色と衣服色の境界に肌の影色を置くとそれっぽくなりやすいです。



▼濡れ表現の調整

より濡れ具合を高くしたい場合は上図のように衣服のシルエットを人体に近づけます。それから肌に張り付く面積を多めにすると「より水を含んだ衣服」感を表現することが出来ます。

②ポーズ

2つ目のこだわったポイントは「キャラクターのポーズ」です。



▼ポーズ図解

〇顔周りに情報量を増やすために手のひらを顔の下に配置

 手は複雑な形状をしているため情報量がかなり多いです。目立たせたい箇所に

 配置すると目線を集めることに役立つので、面倒な形状をしていますがなるべく

 描画して活用しましょう。


〇お風呂縁にもたれ掛かるような体勢

 手を顔の下に配置しても不自然にならないようにお風呂縁に肘を置くような

 ポーズにしました。

 プールと違ってお風呂はそこが低いことが多いので、体勢をかなり斜めに

 配置してお風呂の底と身長の関係が自然に見えるようにしています。


〇胸部の配置

 胸はなるべく目立たせたいので水面より上に配置しました。

 (水中は少し暗くなってしまうため水面を少し下げています。)

③手前の色と背景の色

こだわったポイント3つめは「手前と奥の色関係」です。


▼手前と背景の色関係図

上図のように手前から暖色、奥に行くにつれて寒色となるように配色しました。

衣装には青系統の色は使わず、キャラクターの色合いは肌色と髪色で構成されるようにしました。

また、液面にキャラクター色を映り込ませて手前画面の暖色の占める面積を高めにしています。

対してキャラクターより後ろは寒色のみで構成して画面にメリハリをつけるようにしました。手前から奥に伸びる「お風呂の縁(木材の暖色)」も奥側は再度を落として青色寄りに調整しています。


■まとめ

今回は濡れ表現テクニックの他、ポーズや配色などについて工夫した点についてもまとめてみました。

この記事の内容がみなさんのイラスト制作の足掛かりになると嬉しく思います。


この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました!


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