デフォルメ絵の描き方講座~前編~

どうも~ときです。


今回はデフォルメイラストの描き方講座的な記事を書かせていただきます!

一般的な話ではなく、「ときが実践していること」をメインに書いていきます。内容のレベルとしてはお絵描き中級者じゃないとわからない内容も出てくるかもしれません。しかし、今理解できないとダメというわけではなく、今は頭の片隅にでも入れておいて、デフォルメ絵を描くたびに見返してみて段々わかってくる...くらいで十分だと思います。

また、この描き方は自分の好みが反映された描き方になっているので、ほんとごまんとある描き方のひとつにすぎません。この描き方にとらわれすぎて他の描き方がダメだと考えないようにご注意いただくよう宜しくお願いします。それに、絵の描き方は時代の流行りとともに変化していくのが普通だし、自分自身も変化(進化)させていきたいと思っています。なので、あくまで2023年2月時点の描き方ってことでご了承ください。


本記事の説明をするにあたり、藍沢エマちゃんの未統合psdファイルも投稿しております。設定の都合上記事を分けてしまっているのですが、同日に投稿された記事からダウンロードできますのでそれを見ながら本記事を読んでいただけると理解しやすいと思います!せっかくなのでぜひ~!

※オリジナルファイルそのままなので取り扱いには特に注意いただくよう宜しくお願い致します。


それでは工程順に解説していきたいと思います!


①キャンパスサイズ決定

 デフォルメ絵はだいたいキャンパスサイズ2000 × 3000 pixel(印刷解像度350)で制作します。(この解像度なら大体15 × 21 cmの印刷サイズに劣化なく印刷できます。)デフォルメ絵に限らずですが、その絵の使用用途に合わせたサイズ選びが必要です。今回の場合、全長9cmくらいのアクキー用の絵なので、それより大きいサイズに設定しています。結構過剰気味な大きさなのですが、それ以外の用途も出てくる可能性があるので大は小を兼ねるの意識でこうしてます。


②構図決定、ラフ

 自分が描くデフォルメ絵は「アクスタとして飾ったとき自然にそこに立っている感じ」を強く意識して構図を考えています。どういう用途、イメージの絵にしたいかを最初に決めてから構図出しすると後から迷うことが減ると思います。また、そのキャラらしさを活かせる構図にできるとさらに魅力がアップできます。

具体的に構図出しのときの考えたことを箇条書きするとこんな感じですかね...

・エマたそは清楚なかわいい感じ →元気になりすぎない落ち着いたポーズ、首傾げ、内股仕草でかわいさアップ

・ロングヘアでグラデーションがきれいだからそこを特に見せたい →髪をなびかせる

・衣装の袖が広がってるのかわいい →腕を上げてデザインをわかりやすくしつつ、顔→髪の毛のなびきという見てほしいところへ視線誘導

 デフォルメ絵のラフを描く時に重要なのは等身チャームポイントを決めることです。自分の好みのデフォルメ絵は2~2.5等身くらいが一番可愛いと思っているのでその等身にしています。このえまたそだと2.2等身くらい?等身が2等身以下になってくると、デザイン的に自分で簡略化したほうがいい部分が多くなってくるのですが、自分はそれが苦手なのでそういった点も考慮して2~2.5等身くらいが最もバランス良いかなと思っています。

デフォルメ絵1つ描くだけならいいのですが、複数のデフォルメ絵を並べる場合は等身を合わせるのが結構難しいです。また、そのキャラたちの身長差を表現するためにわざと少しだけ等身に差をつけたりもします。


つぎにチャームポイントについてですが、そのキャラの特に可愛いと思う部分をわざと大きく描きましょう。もともとのデザインのバランスに合わせてパーツの大きさを調整するより、部分的に大きいパーツを入れたほうが可愛くなります。このえまたその場合、横髪のはねてる毛が一番露骨に大きくしている部分ですね。元のデザイン的にはそこまで大きくないのですが、結構印象的だなって思うし可愛い好きポイントだったので大きくしました。わざと大きくするのは勇気がいるかもしれないのですが、そのキャラの特徴と合っていれば違和感は出ないどころかむしろプラスになります。

デフォルメ絵というのはそもそも顔が大きすぎる絵柄なので、リアルの人のバランスを当てはめてはいけません。冷静に見たら手足が長すぎる、短すぎるのですが、パッと見の印象が可愛ければなにも問題ないので、自分の可愛いを信じて描きましょう。大きくするパーツの鉄板としてはスカート、リボン等の装飾ですかね。


③線画

 デフォルメ絵は線画の重要度が高い絵柄です。特に気を付けるポイントとして、線画の太さを明確に決めることです。これができれば一気にクオリティは上がると思っています。

線には以下の次の3つの種類があります。

・輪郭線 :キャラの輪郭を示す線。一番太い。(赤線 12pt)

・パーツ線 :パーツを分ける線。中くらいの太さ。(緑線 7pt)

・凹凸線 :凹凸を示す線。一番細い。(青線 4pt)

 ※( )内の~ptとは線画の太さの数字のことです。

また、普通の線画は太さの強弱がありますが、デフォルメ絵では逆に強弱をつけないようにしています。これは、3種の線の差をわかりやすくして整った印象を高めるためです。普通のイラストは芸術的なものなので不均一さのほうが良く見えるのですが、デフォルメ絵はマーク的なところがあるので均一さのほうが良く見えると思っています。自分のデフォルメ絵はアニメ塗りなので、余計に均一な方が相性が良いです。

ちなみに線画の一部が欠けている箇所があるのですが、これは「光が当たって線が薄くなる」ことを表現しています。線を薄くするのは線を細くするのと同様に不均一さにつながり汚く見えるのでこのような表現の仕方をしています。

psdファイルを見ていただけるとわかるのですが、自分はかなり細かくレイヤー分けをするタイプです。これはあとから修正するのが楽だからです。レイヤー分けに関しては、増えすぎると把握するのが大変になるのでバランスを見つつ好みでって感じですかね。レイヤーの分け方なんですが、線の太さをきっちり決めているので、自分でわかりやすいように線の太さ毎にレイヤーを変えてます。一番最初に輪郭線を描き、だんだんその中をパーツ線、凹凸線で埋めていくって描き順です。ラフがしっかりしていないとできない描き順かもです。そういえば顔の輪郭だけ中にあるのに線が太くなっています。これは顔を特に強調したいので例外的に太くしています。

線は黒で描いていますが、塗り段階で色を変えます。


④塗り からは後編に続きます...ノシ









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