宅飲みラミィちゃん原寸 / 雑記:有袋類の話

こんにちは、torinoです。


今回はお家でお酒を嗜むラミィちゃんです。


↓原寸データはこちら↓


丸氷のウイスキーって見た目にもお洒落でいいですよね。


以前書いたことがありますが、私はアルコールにはてんで弱いのですがお酒の瓶やパッケージのお洒落なデザイン、バーやパブの大人な雰囲気が好きです。


また料理に詳しい人曰く、各国の食文化はお酒とセットで発展してきたものが多く、日本酒は海の幸とよく合ったり、赤ワインならお肉など、食を理解し楽しむ上でも欠かせないものだとか。


ということでこの絵ではカプレーゼも一緒に描いてみました。

手軽で美味しくていいですよね、カプレーゼ。お酒を飲まない私でもよく作ります。


この絵を描くために響、ジャックダニエルなど…資料のために普段飲めないお酒を何本か買ってきたのですが、どれも少ししか飲めずにダウンしてしまい二日酔いの頭痛と戦いながら描いたのも良い思い出です。


残ったお酒は料理酒として少しずつ消費していきます(;´∀`)



ラミィちゃんはホロライブの中でも酒豪キャラが定着して久しいですね。

今回はお洒落なお家で優雅な宅飲みタイムの雰囲気に合わせてウイスキーにしましたが、どちらかというと日本酒のイメージかもしれません。



最近自分の中でヒットしているのが、ラミィちゃんのニャースのモノマネ。

絶妙に可愛さもあってツボです。


できるだけご本家のアーカイブを貼りたいのですが、モノマネはさすがにピンポイントなので切り抜き動画で失礼を…

youtube post: rSU-aDE3Xq0


youtube post: rJhkqbiLMrk



◆動物うんちく!有袋類編

今週は特に身の回りでニュースになるようなことはなかったので、今回の雑記は私の好きな動物のことについてちょっとマニアックな内容を語ってみます。

お時間のある時に読んでください!



日本ではいよいよ湿度も気温も上がってきてジメジメ度MAXといったかんじですが、こういう不快指数の高い季節にも和やかな動物の動画を視聴することは気分的に良いですね。


例によってハムちゃんやカピバラさんの動画を2828しながら見つめていたのですが、そんな中でたまたまクアッカワラビーの動画が流れてきました。

youtube post: Nj6NSeTX-jc

何年か前に、口角が上がっている顔立ちのせいで常に笑顔に見える!といってネットで話題になった動物ですが、やっぱり可愛いですね~。


ワラビーというのはカンガルーの小さな種類の総称で、単純に大きさで呼び分けているだけというのはご存知の方も多いと思います。


カンガルーといえばお腹に袋を持っていて、そこで赤ちゃんを育てる有袋類。

実は私の変な趣味のひとつに、この有袋類について調べることがありまして…


ハムちゃんなどは単純に可愛いという気持ちで好きなのですが、こと有袋類に関しては知れば知るほど面白くて、妙に知的好奇心を刺激されます。



・有袋類の特徴

まず、有袋類というのは我々と同じ哺乳類の仲間です。


現在見つかっている化石の中では2億2500万年前に最古の哺乳類が出現していますが、その哺乳類はまだ卵生でした。


やがてお腹などにある袋(育児嚢)で子供を育てる有袋類が現れ、その後さらに新しいものとして現在の有胎盤類(ヒトを含む現在の一般的な哺乳類)が分岐したのが1億2500万年以上前であるといわれています。


↓カンガルーとともに有袋類の代表格、コアラさん。

画像出典:Wikipediaより


有袋類は有胎盤類と異なり、胎盤が高機能の漿尿膜胎盤ではなく低機能の卵黄嚢胎盤であることから子宮内で胎児を大きく育てることができません。

このため未熟な状態で生まれた子どもを育児嚢で育てるわけですが、そのせいで有胎盤類と比べて脳を大きく発達させにくいと言われています。


また生まれた胎児は自力で母親の体をよじ登って育児嚢に入らなければなりません。

育児嚢の中には乳頭があり、子どもはこれをくわえてお乳を飲みます。


さらに恒温動物ながら有胎盤類に比べて体温調節機能がやや低い傾向にあります。


このように有袋類は「未熟児で出産して袋の中で育てる」というシステムのせいで我々有胎盤類に比べて生存競争で不利な要素が多いのですが、逆に言えばお母さんの妊娠期間が短いので、母親は敵に狙われた時に生存しやすいという強みはあるかもしれません。



・有袋類の歴史

有袋類の化石は世界各地から見つかっていることから、かつて世界中に生息していたようです。

しかしその後に現れた有胎盤類により生態系の地位を奪われたために、ほとんどの場所から姿を消していきました。

このことから有袋類は生存競争では有胎盤類に劣っていた、と通説的には言われています。


ところがオーストラリア大陸と南アメリカ大陸は例外でした。

この2つの大陸は有胎盤類が出現するより前に巨大大陸から分離して独立した大陸になったため、スタートの時点で有胎盤類が存在せず、小さなネズミのような有袋類が今日の有袋類の共通の祖先となったのです。


画像出典:Wikipediaより


このような、似たような生物が隔絶した土地で別々の進化をして生態系を作り上げる様が「世界のif」を見ているようで、個人的にとてもロマンを感じるんですね。


少しの環境の違いで、私達人間も今とは違った見た目になっていたかもしれない。

ファンタジー世界のエルフとかドワーフみたいな、亜人が存在していたかもしれない…



・オーストラリアの有袋類

オーストラリア大陸の有袋類には他の大陸の有胎盤類と酷似した種が(絶滅してしまったものも含め)多数存在します。


フクロオオカミ、フクロネコ、フクロネズミ、フクロモモンガ、フクロモグラ、フクロアリクイ、フクログマ(タスマニアンデビル)、フクロライオン(ティラコレオ)etc…


これらの名称は私たちの身近な動物に”フクロ”が付いたものですが、生物学的には哺乳類であるという以外は全く遠縁の種。

しかし、全く別の生物でも似たような生態的地位(ニッチ)にある場合には類似した見た目に進化する収斂進化という現象が、有袋類と有胎盤類の間には多数見られるのです。


↓1936年に絶滅したフクロオオカミ

画像出典:Wikipediaより


これこそまさに「進化のif」というかんじで、収斂進化にはとても興味を覚えます。



・南アメリカ大陸の有袋類

一方、南アメリカ大陸。

こちらも恐竜の絶滅以降、有袋類は適応放散を遂げ、オーストラリアのように有袋類が様々な生態的地位を占める有袋類天国となっていました。


チリやアルゼンチンからは今では見られないような大型の有袋類の化石も多数見つかっています。


しかし南アメリカがオーストラリアと違ったのは大陸移動の妙。

およそ300万年前に南北アメリカ大陸が移動し、繋がりました。


パナマ海峡がパナマ陸橋となり、北アメリカ大陸からより進化した強力な有胎盤類(イヌ科、ネコ科、クマ類など)が南へと進出してきました。


当然、南アメリカ大陸の有袋類たちは新進勢力とのきびしい生存競争にさらされることとなります。


この時、北アメリカ大陸で栄華を誇っていた肉食動物がスミロドン等のサーベルタイガー類。

画像出典:Wikipediaより


そして、南アメリカ大陸の有袋類でサーベルタイガーと同じ地位にあったのが下のティラコスミルス。

画像出典:Wikipediaより



両者とも同じようなサーベル状の長いキバがとても似ていますね。

ティラコスミルスはキバを納める鞘のように顎の骨格が変化しているのも面白いです。


この頃は彼らの獲物となる草食動物が今よりも大型で動きが遅いものが多かったようなので、キバを突き立てて失血を狙うような戦法が効果的だったのでは、と想像します。


これこそまさに収斂進化の好例。

北アメリカ大陸からはるばる新天地へやってきたサーベルタイガーが、なんか自分とちょっと似てる変な奴に出会った時。

この両者が邂逅した瞬間は、どんな心境だったのでしょうか。

そんなことを想像するだけで胸が熱くなります。


ただ、最近の研究ではティラコスミルスの犬歯は突き刺すというよりも手前に引き裂くのに向いており、さらに彼らの切歯が退化していたことからティラコスミルスは柔らかい肉を食べる、死体を漁るスカベンジャーだったとも考えられているそうです。

だとすれば積極的なプレデターと考えられているスミロドンとは生態が違いますね。


…どちらにせよ、ティラコスミルスを含めた南アメリカの有袋類は生存競争に破れ、ほとんどが絶滅する運命となってしまいます。


彼らが絶滅しなかったら今頃どのような姿に進化していたのか、物凄く気になりますが、こういった物悲しさも自然の世界の無常、というわけですね。



・アメリカ大陸最後の有袋類

かくして、アメリカ大陸の有袋類はほぼ全てが現在では姿を消してしまっているのですが、唯一生き残っている種類があります。


それがオポッサム。

子供たちがある程度育って育児嚢から出るとお母さんの背中に乗って過ごすことで知られる有袋類の一種です。


南アメリカ大陸原産の有袋類のうちでこのオポッサム類だけが今日まで命脈を保っており、それどころか逆に北アメリカ大陸にまで進出を果たし、オポッサム科だけで70種以上と有袋類のなかで最大となっています。オポッサムすごい!!


ちなみにポッサムという動物もおりまして、こちらはオーストラリアに生息する有袋類で別名フクロギツネ。

オポッサムは別名フクロネズミ。

名前も見た目も生態も似ているので非常にややこしいですが、有袋類であるという以上に近縁ではないそうです。


話を戻しまして、ではオポッサムだけがなぜ生き残れたのか。

その理由は不明ですが、原始的な形態であり特定環境への適応をあまり発達させていなかったので、様々な環境変化に対応することが可能だった、という説があります。


生物は大きく生活環境が変わった時、より現在の生態に特化・最適化していた種ほど滅びやすいと言われます。

そう考えると、先述のティラコスミルスなどはかなり最適化が進んでいましたね。


特化するほどに柔軟性は失われる。

これは現代社会を生きる私達の生活の上でも良い教訓にもなるのではないでしょうか。




…と、こんなかんじで有袋類の雑学を興味本位で調べているうちにけっこうのめり込んでしまった過去があります。


今回はナショナルジオグラフィックのような一風変わった薀蓄を書いてみました。

今後も雑記ネタが無いときはこんなマニアックな生物ネタを書くかもしれません。


長々とお読みいただきありがとうございました!

(YouTube)


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