魔王と勇者(仮)その3

魔王の国へと続く道を通り抜けるためにレテン帝国から出された条件は、魔王軍南方司令部の壊滅。勇者一行は南方司令部に乗り込み、司令官魔人ドルチェと対峙するのであった――


【ドルチェ】

「きひひ。私は魔人ドルチェ。魔王様から南部方面の守りを任されている幹部の一人。 虫けらを踏みつぶすのが私の仕事よ」


【ドルチェ】

「ねぇ!なんで!なんで!なんでぇぇええええええ!!!

 人間如きが、わざわざ殺されにくるのかなぁあぁああああ!!?」


【勇者】

「くっ!!こいつ!!強い!!」


【サザンカ】

「勇者下がって!こいつの攻撃は私が受けるから!!」



【勇者】

「だめ!!近づかないで!!」


【サザンカ】

「何言ってるのよ!魔法盾使いのサザンカ様を舐めるんじゃないよ!!」



【ドルチェ】

「邪魔だぁあああああ!!のけぇ!虫けらぁああああああ!!!」


【勇者】

「ぎゃぁあ!!」


【サザンカ】

「は?あんた何やってるのよ!?」


【勇者】

「だ……め。サザンカ。下がって。こいつは……本当に強い

 ぐぅっ……」


【カスミ】

「どいて、サザンカ。勇者にヒールをかける!

バルハナ!ラーボ!魔人をけん制して!!!」


【バルハナ】

「おう!」


【ラーボ】

「アイスストーム!!」


【ドルチェ】

「無駄!無駄!無駄ぁぁぁぁああ!!そんな攻撃、私には効かない!!」



【カスミ】

「どう?」


【勇者】

「ヒールありがとう。カスミ姉、もう大丈夫だよ」


【カスミ】

「……かなり強そうね」


【勇者】

「さすがは魔人ってところかな。けれど、勝てない相手ではないと思う。

時折動きが鈍るときがある。多分だけど、万全じゃないんじゃないかな」


【カスミ】

「そこを突くわけね」


【勇者】

「ボーラ、バルハナ!ありがと!後は私が相手をするから!」



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【ドルチェ】

「きひひひひひひ……」


【ラーボ】

「やったか!?」


【勇者】

「手応えあり」


【ドルチェ】

「あーあ、しばらくお休みかぁぁ、トレットぉぉぉ、せーっかくあんたと……遊べると……思った……の……に」


【ドルチェ】

「あ4かれsgじゃんjvkんとぇいぎゃえtg743い4ええw!!」



【サザンカ】

「何なのよ!!?急に!この黒いキモい物体は……!?」


【バルハナ】

「分からん。魔人ドルチェが取り込まれたぞ!どうする?」


【ラーボ】

「このままたたっ切れば、魔人に止めが刺せそうだが」


【勇者】

 「……この黒い塊すごく嫌な感じがする。……触らない方がいい。

 女神の力を叩き込んだから、あの深手なら直ぐに出てくることは出来ないはずだし」


【カスミ】

「うん。では魔人ドルチェ討伐成功って事で、義務も果たしたわけだし

 本命に向かいましょう。魔王を倒しちゃわないとね」


【サザンカ】

「魔王の幹部をさくっと倒しちゃったくらいだし!あたしたちなら楽勝っしょ!

 ね?」


【勇者】

「……ん。頑張ろう!」

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タイトルが決定しました。

音声作品「BADEND」-勇者調教回顧録-









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