「メスガキ」の対義語は「オスガキ」ではない 

 いつもお世話になっております。とえるです。

 今回は久々に全体公開記事の公開です!ということはつまり新キャラ登場と言うわけです。今回はヒールです!


 悪役はモブ役として徹して貰おうかと思ったんですが、やはりいろんな立場にキャラを配置したほうがやりやすいなと思ったのでデザインしてみました。折角なのでスケベ特化な服装です。デザインコンセプトは「メスガキのオス」です。

 さて、こう言うと疑問に思う方もいるかもしれません。「メスガキのオスってつまりオスガキじゃねえの?」と。今回の記事の主題はまさにそこで、「メスガキのオスとオスガキはイコールではない」という点についてお話しようかと思います。

 「メスガキのオス=オスガキ」という誤解を抱きがちな原因は、「メスガキ」という存在をそもそも誤解している点に起因するものが大半でしょう。「メスガキ」という単語に流れる文脈は、「オスガキ」という単語に流れるそれとある意味で対極にあります。

 pixiv等で「メスガキ」で検索して作品をざっと見れば、共通する特徴を見出すことが出来ます。それは「大人に対して性的に挑発するような態度をとっている」という点です。性的に、という部分が重要で、「自身の肉体を性的だと思う客体」の存在を認知しているということになります。自分の性的価値(専門用語でエロティック・キャピタルと言います)を把握した上で、それを利用し男性を誘惑・挑発する……まるで民間伝承に登場するサキュバスのような存在です。蠱惑的なメスガキに対して、大人の力を持ってねじ伏せるか、それともそのまま屈してしまうのか、そこは作者の性癖によるところでしょうが、少なくともメスガキというジャンルに登場する少女たちは概ねこのような属性を持っていると言えるでしょう。

 翻って、オスガキという存在はどうでしょうか。大人に生意気な口をきく、という点はメスガキと共通するかもしれませんが、「オスガキ」と呼ばれる存在が、先述したエロティック・キャピタルを自ら認知しているかと問われると疑問符が付きます。オスガキという存在はむしろ自らが性的な対象として見られていることを気づき得ない少年にこそ宛がわれる呼称であり、自らのエロティック・キャピタルを認知している場合、それはさらに包括的な概念である「ショタ(あるいは男の娘)」という属性に回収されていきます。

 ここまで来れば、タイトルの意味はご理解いただけたかと思います。つまり「オスガキ」は自らのエロティック・キャピタルに気づかない少年に適用されるべき概念であり、エロティック・キャピタルを自覚した少年は「メスガキのオス」という概念を適用するべきというのが僕の主張です。※諸説あります。

 そういうわけで「メスガキのオス」をコンセプトにしたデザインにしたわけですが、「なんかピチっとして露出度の高い服」とか「チャラついたピアスやアクセサリ、染めた髪」とかそういうところからメスガキのオス感を感じ取っていただければ幸いです。感じ取ってください。感じろ(豹変)

 さて、次回は支援者様限定記事でこの子のイラストをアップしたいと思います。進捗がこちら。


 さてこの後彼はどうなっちゃうんでしょうか。予想していただければと思います。まぁ生意気なガキを吊るしてやることなんて一つしかねえよなぁ?

 それでは次回もよろしくお願いします!





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