捕獲十一日目

調整は完了した。
触手から引きずり出しほとんど拘束とも言えない程度の力でこちらに歩かせると、快楽の波が体中に渦巻いているからか頼りない足取りに一歩歩く度にびくびくと痙攣している。
その姿が私に食欲以上に征服欲が刺激され、つい無力化するための保険として肉の豆に食らいつかせている触手を引っ張ってしまう。
引く度に、ふらつく体がひきつり甘い声も上げる。その状態だというのに抗議の言葉を伝えてくるという驚異的な精神力はさすがと言えるが、それも触手を引けば一瞬で黙らせ歩かせることができるのは実に心地よい。
本来の力が発揮できればこの距離なら私など一瞬で倒すことができるのだろうが、そんな余裕もなくただ私のいいようになっているという事実はこいつにとってはどんな心境だろうか。
調整をしながらも捕食していたために前よりも力をつけたのか食事以外の考えが湧き上がってくるのはいいことなのか悪いことなのか。
どちらにしても、楽しめるということは良いことなのだろう。次はどうしてやろうかと思考を巡らせながら私はもっと邪魔の入らないだろう巣のより奥へと誘った。
↓文字なし

やばい日に日に描く時間が伸びている……
