青春時代の思い出「年末の第九」

おはこんハロナオ〜 (ハロナオ〜)(ハロナオ〜)


今月三発目の通常更新 ブログ回です。

今回は年末に寄せて、高校二年生のころの思い出を語らせてください。まだ20代なのに思い出話しか話すことがないよ。


(こちらの記事はご主人様プラン以上のご支援者様限定記事です!!いつもご支援誠にありがとうございます!!)


※ま〜た悪い癖で長文になったので、太字の部分だけ読めば伝わるようにしておきました。ご遠慮なく読み飛ばして太字のところだけ読んでください。


私の通ってた高校は…その…性別が片っぽしかない高校だったんですよ。

で、近くにもう片っぽの性別しかない高校がありまして、

いずれの高校にもオーケストラ部があったんですね。音楽のオーケストラです。


で、年末にはなんとその二つの高校のオーケストラ部が一緒になってベートーヴェン交響曲第九番第4楽章…いわゆる「第九」とよく言われるアレの合同演奏会を宇都宮市の文化会館でやるというのがもうずいぶん長い恒例なんですよ。

さらに第九って合唱がついてるので、両校の合唱部や芸術の選択科目で音楽を選んだ人まで駆り出される総力戦みたいなイベントなんですね。

めちゃくちゃ青春っぽくないですか?


そしてオーケストラの演奏ってすごく練習が必要なので夏休みくらいから徐々に顔合わせやら合同練習やらをやるんです。


ただ唯一問題があって、

二つの高校のオーケストラ部のレベルに差がまあまああったんです。

オーケストラって弦楽器と管楽器と打楽器で構成されるんですが、

私の通っていた高校は管楽器がもう一方の学校に比べて圧倒的に弱かった。


それもそのはず、私の通ってた高校の管楽器奏者は殆どが高校になってから楽器を始めた初心者で、自称進学校特有の部活時間の短さも相まってかなり実力がつきづらかったんですね。一方お相手の高校は小中学で吹奏楽部をやってた人ばかりなのでレベル差が…すさまじい……


弦楽器と打楽器は負けず劣らずもしくは私の代はこちらが強いかな?くらいな気がしましたが管楽器は圧倒的に…その…全体的なレベルで言えば…お荷物と言ってもいいレベルでした。


そして私はその管楽器をやっていました。トロンボーンです。

もちろん御多分にもれず高校から始めたのでヘタクソでした。

それなのになぜか…部長を務めていました。


というわけで実力差を埋めねばならんということで、

自分自身別の市民オーケストラに入って経験を増やしたり、

ゆるい部活のはずが金管楽器だけやや厳しい外部講師を呼んでもらったり(まあこれは顧問の先生がやってくれたことだけど)、

後輩の方が私よりセンスがあって「福田先輩のここの演奏…変じゃないですか?気になります」という言葉に心を痛めたり、

いろいろやりました。


あと部長なので諸々の手配とか、

第九以外の楽曲決めの仕切りとか、

両校のスケジュール立てとか、

なんかパンフレットの序文に仰々しい挨拶を書いたりとか、

レベル差等から生じる人間関係の不和のケアとか、

打ち上げの手配とか、

いろいろやりましたね…。

特に打ち上げの手配は「例年の会場が使えません!」みたいなことを言われてスゲー苦労した…。


さらにもう一個微妙なことに、ベートーヴェン交響曲第九番におけるトロンボーンってめちゃくちゃ出番が少ないんですよ。

この演奏会でやる第四楽章については、

トロンボーンはなんと前半594小節がまるまる休みなんです。


940小節くらいあるうちのおよそ3分の2が…休み……

もちろん594小節休んだあともちょいちょい演奏しないタイミングはあります。


つまり24分くらいある楽曲の3分の2が休みですし、

それにしたがって夏休みくらいからの膨大な練習期間の3分の2もただボーッと座ってるだけなんですね。

なので…演奏休みのタイミングはただひたすらほかの人の演奏を聴くのを楽しもうと務めていました。「今日私いる意味あった???」みたいなこともありましたがまあ良かったです。

それに、「向こうの学校の人にええカッコ見せたる!」みたいなモチベーションもあったので充実した日々だったのは間違いないのです。


で、いろんな苦労もあり演奏会は無事に成功。

自分自身おそらく大きな演奏ミスもなく、努力が実った形になりました。


例年と違う手配をしなければならなかった打ち上げも、

周到に用意しておいたし私自身が身を切って司会という名の道化に徹したお陰で大盛り上がりに終わりました。


あっという間にそれから一年が過ぎ……


受験生の身の上となっていた私ですが、

部長歴任者は翌年の第九演奏会に豪華な差し入れを持っていくという伝統がありましたのでお菓子やらなにやら買い込んで練習中の講堂に向かいました。


相手は練習でヘロヘロかつ食欲盛んな高校生なのでお菓子に群がってきます。

福田先輩ありがとう!!という声も聞こえて来る。嬉しいですね。

するとお相手の高校の新一年生の子が「こいつ誰やねん」みたいな顔をしているではありませんか。

そしたらお相手の高校のトロンボーンの子…私の二つ隣の席で数ヶ月苦楽を共にした一個下の後輩さんが新一年生の子に向かってこう説明してくれました。


この人はね〜、去年の打ち上げをめちゃくちゃ盛り上げてくれた人だよ!


私って…


私の第九演奏会って……


というわけで、高校二年生の数ヶ月を使って「打ち上げをめちゃくちゃ盛り上げてくれた人」になった話でした。ぴえん。


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