色の使い方についてまとめてみた。【基礎編】

前回記事の「光と影の形についてまとめてみた。」の続編として光や影の色について解説します。


▼配布データ

サンプル【色の使い方】


前回記事はこちら▼

光と影の形についてまとめてみた。

今回はライティングに使う光と影の考え方について解説します。 ライティングでは「光と影の形」と「影の色」の二つの考え方を使用します。 今回は「光と影の形」編です。 光と影の形を決めるパターンとして簡単に2つに分けて考えます。  ①物体自体がつくる影  ②光を遮ることでできる影 まずはそれぞれの考え方につい...


▼サンプルイラスト

上図のイラストを用いながら下の4つに絞って解説を行います。


 〇肌の色

 〇白色

 〇黒色

 〇色の変化


まずは基礎的な色について解説を行い、その後赤色や青色などの各色について別記事で解説をします。

〇肌

肌の色合いは下の色を基本として使用しています。

 光の当たる色:薄い黄色寄りのオレンジ

  褐色肌など特に肌の色に設定がない場合はかなり薄めの黄色を設定します。

 影になる色:赤寄りのオレンジ

  影=暗いという印象から明度だけ下げてしまうと色がくすみがちになります。

  明度は少しだけ下げて、色相を赤色に傾けながら彩度を上げることで鮮やかな

  印象を与えながら影色をつくることができます。


〇白

白の光側の色は真っ白です。

影の色は少しだけ青っぽい色を使用することが多いです。

青色を少し混ぜることで清潔感のある白色を演出することができます。

ライティングが特別暗かったり明るすぎない場合(通常のライティングの場合)は影の明度は10~15%くらいがちょうど良さげです。

(明度0%が真っ白、明度100%が真っ黒です。)

〇黒

黒色は影の色を基準に考えることが多いです。

 影色:明度80~90%くらいの黒

  明度100%(真っ黒)は色味を追加できないので使いづらいので

  使用を避けています。

  彩度は0でも違和感ありませんが、赤色や青色などを混ぜることで

  イラストをカラフルに見せることができます。

 光色:明度60~70%くらいのダークグレー

  「だいたい明度50%より下くらいのグレー」という認識で使っています。

  明度50%より明るいグレーを使うと「光量が強めのライティング」という

  印象になります。

〇色変化(温かい印象を追加)

色の変化例として挙げる1つめは「光源の属性によって明暗境界の色を変える」です。


光と影の境界にオレンジっぽい色を置くことで日光などの「温かい光」という印象を与えることができます。

光と影の境界以外の色への影響はなくとても手軽にできる表現です。「屋外」や「窓から差す光」などのシチュエーションでとても役に立ちます。


〇色変化(冷たい印象を追加)

色の変化例として挙げる2つめは「ライトの色と周囲の暗さによる色変化」です。

光色:少しだけ寒色系寄りの色

影色:元影色より暗め、青っぽい色


上図のような色を使うことで「冷たくて暗い」イメージを与えることができます。

光色と影色の両方に調整を入れないといけないので手間がかかりますが、シチュエーションをとてもよく表現できます。

ハードライトレイヤーを用いると比較的簡単に色合いを変更できます。

(配布データにハードライトレイヤーフォルダを格納しているので参照推奨です。)


この色変化の応用として、明るめで緑色に寄せることで「木陰っぽい印象」にしたりピンク寄りにして「桜っぽい印象」という使い方も可能です。


■まとめ

今回は色の使い方について基礎編を解説してみました。

とりあえずはよく使う色として「肌色」、「白色」、「黒色」を載せています。

他の色合いについてや、影領域内の処理の仕方、ハイライトを使った処理などの細かいテクニックについては次回以降記事にまとめていきたいと思っていますのでお楽しみに。


この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました!


■あとがき

この記事を読んでわからなかったことや、普段絵を描いていて疑問に思っていることなどあればコメント欄に書き込んでもらえると嬉しいです。












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